【徹底解説】おうち英語をやってみよう!<実践編>

おうち英語 解説 実践   やり方 方法 おうち英語
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ひより
ひより

こんにちは
3人の子供たちを
おうちでバイリンガルに育てている
ひよりです。

おうち英語の徹底解説シリーズ第2弾!

今回は<実践編>です。

おうち英語をやる・・・
ってどうやって?!

何から始めたらいい?

効果的な方法は?!

我が家で実際に取り入れている
おうち英語の手法、

徹底解説いたします☆

おうち英語の環境作り

いよいよ始めるおうち英語!

どんな環境
どんな手法で育てるのか?

こちらにあげた方法を
少しずつ取り入れて、

オリジナルのおうちの英語環境
整えてみてください♬

英語ベビーサイン

こちらは我が家で
長女が0歳の時から取り入れていた(今も使っている)手法です。

おうち英語界では珍しい手法というか、
実践中の方はそんなに多くない方法かと思いますが、
とても効果的なので

もしお子様が0−1歳の赤ちゃんだったら
めっちゃくちゃおすすめです。

本当にアメリカで使われている
「本物の手話言語」を使って、
日本語と英語とサインで子育て
をしていました。

いいところは、
言葉の話せない0歳児の時から
サインで会話ができること。

また、
日本語と英語という
全く違う言語をサインが繋げてくれることで、
赤ちゃんが2つの言語を
スムーズに理解できるようになること。

実はこの英語のサインとの出会いによって、
我が家のおうち英語は幕を開けました。

⇩サインの話はこちらご興味のある方はよかったら読んでみてください♬

語りかけ

こちらは、「親が英語で話しかける」方法です。

赤ちゃんはもちろん
3歳程度までの乳幼児は特に、
言語を人と人のコミュニケーションの中から
直に習得していくので、
ぜひ取り入れたい取り組みです。

親が英語で話しかけないと
絶対英語習得できないかというと、
そういうわけではないと思います。

が、

日常生活の中での
インタラクティブなやりとり


英語の習得を加速させる
し、

なにより

「英語を話すことは普通」

というマインドが育ちます。

親が英語が得意じゃないから・・・
という方も大丈夫!

生活を全て
英語にする必要はありません。


乳幼児期に子供に使う
日本語をまず想像してみてください。

「おむつを替えようね」
「おなかが減ったかな?」
「お外に行きたいのね」
「お着替えしようね」

「そこは危ないよ」
「今日のお天気はどうかな?」

などなど・・・

とっても簡単な表現ばかり。

いきなり
今の政治の問題点について論じたり、

地球の温暖化問題について
説明したりすることはないですよね。

英語も同じ!

乳幼児へに向けた英語表現に
難解なものは全くありません。

ただ子育てで使う英語は、
かつて学校で習ってきた英語と
使う単語が全然違うので、

「え、おむつ…おむつって英語で何?」
「お洗濯をする…!?」
「靴をそろえる…!?」


「あれれ!?
英語は結構得意だったのに、
全然話しかけられない!」

なんて一瞬びっくりする方も多いかと思います。


ちなみに私は完全にこのパターン。笑

「赤ちゃん相手なんだし
簡単なことから話してみよう♬」

なんて思って
いざしゃべりかけてみようとしたら、

本当に何の単語も出てこなくて
フリーズしました。笑

でも、
世に出回っている
おうち英語本、英語フレーズ集
などを参考に見てみると、

ただ知らなかっただけで
慣れれば余裕で使えるフレーズばかり

なんですよ〜!!

その中で、

「できることを、できる分だけ」
取り入れていく

日本語を大切にしながら、
そこに英語を加えていくことが大切です。

我が家は
子供との会話の全体のうち
2割程度が英語です。

しかもすごいシンプルな英語。笑
だって難しいことは話せないから…笑

具体的な語りかけの方法
参考にした書籍などは
こちらにまとめてみました!⇩

良かったら読んでみてください♬

読み聞かせ

英語絵本の読み聞かせ。

こちらは、
おうち英語をするなら

絶対に取り入れたい取り組みです。

絵本なんか読まなくたって、
私は英語ネイティブなので大丈夫です!

という方はさておき
(そのような方はこのブログを見ることはないと思うけど。笑)

え、私
英語、得意じゃないんだけど…

ぶっちゃけ苦手だからこそ、
我が子には英語で
苦労させたくないと思ってるんだけど…

という
英語ちょっと苦手勢の皆様!

おうち英語をするというのであれば、

とにかく、
読み聞かせだけは!!!

・・・絶対してください!!!!

というレベルで大事

なんだけど!

ここで諦めないで!

赤ちゃん・幼児から始める
おうち英語のいいところは、

子供が小さければ小さいほど、
読む絵本も簡単だ
ってことです。

ほんの数語の、
かんたんな絵本から
始めれば大丈夫。

子供だけじゃない、
親だって毎日音読するんですから、
そりゃ成長します。

子供の成長と共に、
絵本のレベルがだんだん成長するように、

親の英語力・音読力だって上がるんです。


先日、
子どもたちにリビングで
読み聞かせをしている時に、
たまたま部屋で仕事をしていた夫が
お茶を飲みに来たことがあったんです。

その翌日

パパ
パパ

ひより、
昨日絵本読んでたの聞いて思ったけど、
読むのすごく上手になったよね。


久々に聞いて結構驚いた。


毎日の蓄積で
ひよりの英語も上達してるよね。

と言われたことがありました。

突然褒められて
嬉しいやら気恥ずかしいやらだったけど、

「そうか、
子供の成長ばかり見つめてきたけど、
私だって成長してるんだ…

としみじみ思った、
ということがありました。

毎日子供の絵本を読んだからって、
ペラペラのネイティブのようにはなれないかもしれない。

でも、
少なくとも

日々の読み聞かせを、
子どもたちとの温かいひと時を、

純粋に楽しめるくらいには
誰でもなれますので、

どうぞご安心下さい!!

⇩年齢別おすすめ絵本はこちらからどうぞ♪随時こちらも追加していきます!

映像コンテンツ

英語の動画を視聴するという取り組みです。

語りかけと読み聞かせは大事だけど、
インプットのすべてを
親が賄うのは至難の業。

映像コンテンツ
適宜取り入れていきましょう!

映像は、
私がおうち英語を始めた7年前は

英語でも見られる
日本のDVDを買って英語音声で流す


ということが我が家の主流でした。

リージョンフリーのDVDデッキ
海外の幼児用DVDを家で流すこともありましたが、

今はそこまでしなくても、
英語の良質なコンテンツを見られる選択肢
本当に本当にたくさん増えました!

しかも
お金もどんどんかからなくなっていて
おうち英語に優しい時代がきています♬

映像コンテンツの選択肢としては
こんな感じです。

  • DVD
    (日本で販売されているものを英語音声で見る。または海外版DVDをリージョンフリーのDVDプレイヤーで見る)
  • Youtube 
    (我が家はyoutubeは子供にスマホを渡して
    自由に見せるスタイルでは絶対に見せません。
    見せる時は必ずテレビの大画面で見ます。
    そのあたりの我が家ルールや、
    英語のおすすめ動画は別の記事でご案内します。)
  • 動画配信サービス
    (NetflixやAmazonプライムビデオ、Hulu, U-next、Disney+などのサブスク)
  • テレビ
    (地上波には種類豊富ではないけど
    英語の副音声で見られるものがいくつかあるので、
    録画しておくのがオススメ)

音声コンテンツ

英語の音源のかけ流しをする取り組みです。

英語の音やリズムに触れるのに、
それが必ずしも映像である必要はありません。

マザーグースなどの
楽しい音楽を一緒に歌うもよし、

子どもの過ごす空間に
BGM的に流すもよし。

一緒に歌ったり、
手遊びしたりする際には、
ある程度しっかりした音量
その時間を親子で楽しみます。

そして、BGM的に流す時には、
ほかの遊びの邪魔にならない程度に
ボリュームを下げて
さりげなく流しておけばOK
です。

そして、
その音源は、
必ずしも「歌」である必要もありません

「読み聞かせの音声」
「英語でのおしゃべり音声」

なども該当します。

日中だけでなく
寝かしつけの時のBGM
にするのもいいですよ!

音声コンテンツの選択肢としてはこんな感じ。⇩

こちらも本当に選択肢が増えて、
しかもお金をかけずに楽しめるものも多いので、
ぜひぜひ取り入れてみてください。

  • CD
    (歌のCDや絵本についている読みきかせCD)
  • オーディオブック
    (アマゾンのオーディブルや、オーディオブックなどで
    英語絵本の読み聞かせ音声を利用できます。
    コンテンツの買い切り、もしくは定額使い放題での有料サービスです)
  • 音声配信サービス・ポッドキャスト
    (Appleミュージック、Amazon Music, Spotify,
    Apple Podcast, Google Podcastなど。)

おもちゃ・グッズ系

英語と触れ合えるおもちゃ
をおうちに取り入れてみるのも
一つの手法です。

英語を喋ってくれる図鑑
フォニックスの音がでるパッド
英語が学べるタブレット型おもちゃ

などなど

英語に関わるおもちゃも色々あります。
(中には教材に分類されるものも。)

これは結構魅力的だな~と思うものもあるので、
また別記事でご紹介したいと思いますが、

「そういうおもちゃがないと英語が習得できない」
なんてことは全くないので

こちらはおうち英語の
必須アイテムではありません。

本質の話をすると、
おもちゃが英語に関わっているかどうかよりも、

「遊ぶ」という子供の自然な日常に
どれだけ多くの
英語の語りかけを入れてあげられるのか

のほうがずっと重要です。

たとえば
英語に何の関係もない
アルファベットもない
プレーンな積み木だったとしても、

遊びの時には
こんなフレーズで
話しかけながら遊べばいいんです。⇩

積み木遊びをするときの英語フレーズ

  • Let’s play the blocks!(つみきで遊ぼうよ!)
  • Can you stack it on here? (ここに積み重ねられる?)
  • Wow, you did it! (すごーい、できたね!)
  • Mommy has red one. Where is blue one? Do you have it?(ママは赤いの持ってる。青いのはどこかな?持ってる?)
  • What shape is it? What do you think? (これ何の形かな?どう思う?)
  • Can we make a big house? (大きいおうち作れるかな?)

こんな感じのフレーズで
英語に触れながら時間を過ごせば、

おもちゃそのものが
英語に関連しているかどうかに関係なく、
充実したおうち時間を過ごせます♬

なので、
英語に関するおもちゃを
ある程度厳選して導入しつつ、


その時の子どもの発達に合った
知育おもちゃでの遊び
英語の語りかけをからめる

というのが

最も効果的なおうち英語のおもちゃ導入法

だと思います。

教材

おうち英語を充実させる教材は、
色々な種類のものがあります。

教材と一口に言っても、
気軽に使えるものから
高額なものまで様々。

お値段や
その時取り入れたいことに合わせて
使ってみるといいのではないかな
と思います。

教材には、
こんな種類のものがあります。

  • フラッシュカードやゲーム
    (おもちゃや絵本で遊んでいるような感覚で英語に触れる)
  • ワークブック
    (問題や説明もオールイングリッシュのものを我が家では使っていました)
  • 絵本・DVD・おもちゃなどもついたセット教材
    (お値段も内容も様々。目標に合わせて選ぶといいと思います)

ただ、
どの教材にも共通して言えることなのですが、

「この教材を買いさえすれば
絶対バイリンガルになれる!」


という

魔法のような教材は存在しない

「特定の教材をってあげないと
バイリンガルになれない!」

などということも絶対ありません。

その上で

「楽しく遊んでるだけなのに
スムーズな理解につながる」


とか

「より自然に英語を
習得できるような工夫がされている」


とか、

魅力的な教材は確かに存在しています。

年齢や用途別での教材の紹介は
また別の記事にまとめたいと思いますので、
よかったら参考にしていただけたらと思います。

英語教室・オンライン英語など

英語教室などを利用する
というのも、

おうち英語の取り組みの一環として
取り入れられる部分です。

こちらも必ずしも
絶対必要な要素ではないかもしれませんが、

我が家は0歳の頃から
英語教室に長女を通わせていました。

私自身は、

「仮に英語教室に
全く行かせなかったとしても、
おうち英語の取り組みだけで
子どもたちは現状のレベルくらいの

バイリンガルにはできただろうな」

という実感があるんですが、

それでも
英語教室に通わせてきた理由
がいくつかあります。

  • 先生の子供の扱い方
    レッスン中に読んだ
    その読み方・歌い方、話していたフレーズなどの
    全てがおうち英語の参考になる
    (乳幼児期やおうち英語初期の頃は特に)
  • 子供が私以外の英語話者(しかもネイティブで外国の人)と直に触れ合える
  • 家でできないような取り組みを通して
    インタラクティブな時間を過ごせる
  • お友達の存在が刺激になる
  • アウトプットの場になる
  • 私自身が英語育児の仲間にも出会ったり
    我が子をよく知る先生に質問や相談ができる

と、
ざっとこんな理由で
英語教室に通わせてきたわけですが、

「英語教室にさえ通わせ続ければ、
きっとそのうち英語が話せるようになるはず」


というのは、

何度も言いますが
幻想です。

その期待は捨てたほうがいい。

英語教室に
「インプット」を求めると、

確実に失敗します。

インプット
英語教室ではなく、

家でやるもの。

そして
そのインプットを
少しずつでも

アウトプットする場

英語教室
オンライン英語などの

外の環境

です。

英語教室やオンライン英語にも
色々な種類やサービスがありますので、
また別記事で詳しく紹介していきたいと思います♬

以上、

おうち英語を実践する上でできること
をまとめてみました。

なにか参考になる部分があれば幸いです♬

実はすごく大事な目標設定。

ちょっと番外編ですが・・・

おうち英語は、

「どんな取り組みをするのか」
という

「手法」が注目されがちです。

読み聞かせはするの?
教材は買うの?
話しかけるってどうやって?
英語苦手なママ・パパでもできるの?
セット教材って買った方がいいの???


もちろん、
それもすごく大事だし、
すごく重要です。

でも、
実は私がひそかに、

それと同じくらい

すっごく大事!!!!

と思っていることは、

始める前の目標設定

目的の確認

これです。

英語習得までにかかる時間
およそ2000時間

一朝一夕には
積み上げられないこの数字を前に、

なにを考えるべきなのか。

⇩2000時間の話はこちらの徹底解説パート①でどうぞ♪

その2000時間

いつまでに達成するつもりでやるのか?

3歳?

5歳?


いやむしろ
2000時間の達成を目安にしないで、

時々英語に楽しく触れて、
英語の音やリズムに親しんでおく?

・・・それもアリ。

アリ中のアリ!!←何それw

このどれもが、
正解です。

どんな形でも大丈夫。

おうち英語に
「たった一つの正解」はないんです。


でも、
目標によって

「なにを、どれくらいするのか」

は変わります。


目標の高さと、

環境作りや取り組みをどの程度やるのか

その深さは比例する

からです。


富士山を目指したい人と、

近所の丘で自然に触れあいたい人では、

単純に
準備も装備も旅路の大変さも違う。

それと同じです。

だから、
まずはざっくりでも、

「いつまでに、このくらい、できるようにしてあげたい」

というイメージを持つことが大切です。

(もちろん途中で軌道修正するのも自由)

どこに向かえばいいかもわからないのに
とりあえず走り出してしまうと、

  • 「今、自分と子供がどこにいるのか」
  • 「そもそもどこに行こうとしていたのか」
  • 「どの状態はOKで、どの状態はテコ入れが必要なのか」


全然わからなくなってしまいます。

結局、
なんとなく
思い立って初めてみたものの、

なんとなく子供の成長や、
他の習い事の事情や、
気持ちや興味の変化があって、

なんとなく流されて…

そしていつの間にかフェードアウト。


「そういえば
小さい頃はバイリンガルにしよう!
なんて意気込んだ時期もあったけど、

やっぱ日本人だもん。

無理だったわ。」


で終わってしまう。

それって、
とってももったいない!!!


また、
おうち英語の目的はなにか。

これについても
ぜひ思いを巡らせてみてほしいと思います。

「英語が話せる方がいいから」

もちろんそれはそうなんだけど、

英語が話せたら
どういいのか
なにがいいのか。


「英語が話せる」という
一つの個性を与えることを通して、

どんな未来を
子供にプレゼントしたいのか。

これを
考えておくのと
おかないのとじゃ

大違い。

あとから
コレが効いてきます。

なぜなら、

おうち英語が
常にスムーズにいくとは限らないから。

英語が伸び悩む時もあるでしょうし、

子どもから直接
「英語は嫌だ、日本語がいい!」
「英語で話しかけないで」

なんて言われちゃった…

なんて話は
おうち英語のあるあるです。

そんな時、
大抵の親は悩みます。

「いやだと言ってるのに
無理やりやり続けていいのか」


「子供の気持ちを尊重するべきでは」

そんな風にそもそもの根本が揺らぐ時、

「いつまでにどれくらいやる」
という数値目標は、

意思決定の基準にも、
心の支えにもなりません。

親も子も、
そういう時は大抵、
少し近視眼的になっているから。


「…私たち、
何のためにこんなことしてるんだっけ」


そんな疑問がふと浮かんできたとき、

立ち返る場所が
この「目的」です。

「…そうだ、
こういう未来をプレゼントするのが目的だったんだ。

その目的は今も変わらない?
それとも変わった?

…じゃあ、これからどうする?」


そんな風に、
目線を一度遠くにずらして未来を見てみると、

「今やるべきこと」
「取るべき選択」

が見えてくることもあると思うんです。


『子供の英語習得』
という大海原

コンパス地図もなく
いきなり船を出すと、

迷子になってしまうかも。

目的目標
ほんのりとでも思い描いてみてから

ぜひ出発してみてくださいね♬

お読みいただきありがとうございました♬

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この記事を書いた人
ひより

おうち英語ブロガー。3人の母。
長女0歳の時に始めたおうち英語は9年目。
子どもたち全員をおうちでバイリンガルに育てています。
長女は9歳で英検2級、次女は7歳で準2級を取得。
娘たちの現在の英語レベルは「ハリーポッターの原書が読めるくらい」。
このブログでは、おうち英語に関する情報のほか、おうち学習やおうち知育、そして子どもたちの成長などを綴っています。

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