
こんにちは、ひよりです。
今日はうちの子供たちが鬼リピした、
というか今もまさに毎日読み聞かせ中の3-5歳向け英語絵本をご紹介します★
3-5歳になるとストーリーをもっと楽しめるようになる
現在7歳・5歳・1歳を育てる我が家。
毎晩の読み聞かせタイムは、それぞれがその日読みたい絵本を持ってきます。
長女が3-5歳ではまった絵本に、次女も3歳ごろからはまりだす。
その移り変わりを日々眺めていると、子供の成長って面白いなぁと思います。
最初は単純な絵本や仕掛けのあるものばかり持ってきていたはずなのに。
たまたま持ってきた長めのストーリーを読むと、
まだ読み終わってないのにガンガンページめくられて
「待って待って、まだめくらないよ~!!」
とか言ってめくりたい子と読みたい母の謎の攻防が始まり
子供のための読み聞かせのつもりが、なぜか私がただ音読したいだけの人みたいになってて
「・・・ちょっと待って、なんだこれ(白目)」ってなっていたのに。
そんな日々がいつの間にか、最後までじっと座ってお話に聞き入り、ストーリーを楽しめるようになっていくんですよね。
子供の成長ってすごい。
そんなわけで、ストーリーを楽しめるようになるころに
我が家が読みまくった(読みまくっている)本をご紹介します♬
Five Classic Tales/Princess Story Collection(Step into Reading)
まず一つ目はこちら、Step into Readingの5つのストーリーが1冊にまとまった、
Five classic talesとPrincess Story Collectionです。
安心&安定のディズニーのコレクション!
こちらは1冊に5冊分の本が入ってるので、
一つ一つ買うよりコスパがいいじゃん!!というところと
絵が映画を切り取ったみたいにきれいで可愛いなーと思い、長女がまだ赤子のころになんとなく購入。
こんなに読まれると思ってなかったけど、本当に連日読んでもう7年。
おかげさまで本当にボロボロです!!!笑

1冊目のFive Classic Talesに載っている5つのストーリーは、最初の3つがStep1。
プリスクールや幼稚園生向けとされている最初のレベルで、
もうほとんど単語のみ、韻や英語のリズムに親しんだり、絵を見て楽しむ、
みたいななんなら赤ちゃんからでも楽しめる超シンプルな内容ですが、
残りの2つがStep2のプリスクールから1年生レベル。
基本的な単語と短めのセンテンス、シンプルなストーリーなんだけど
でもStep1から比べるとぐーんとレベルアップしています。
Princess Story Collectionのほうは、Step1が2つ、Step2が3つ、
とこちらの方がちょっと読み応えのあるラインナップです。
ある程度ストーリーを楽しめるようになると、
Step1はあまりにも簡略化されすぎててお話感はないので
よりお話の流れのあるStep2のものを聞きたがるようになってきて
そういう部分でも子供の成長がよくわかる2冊でした。
特に我が家は私のディズニー英才教育(笑)の結果
子供たちがディズニー好きなので、
英語どうこうの前に、好きなキャラクターの絵がある、
お話もなんだかなじみがある、という部分で
子供たちがよくこれを持ってきた、というのもあると思います。
ディズニーに限らず、子どもの好きなキャラクターやお話に英語で触れる、
というのはおうち英語の王道パターンですね。
これ以外にも5つのお話の入ったコレクションはいろいろあるので、
お好みのキャラやお話があればいくつかあるといいかもしれません✩
ディズニー好きさんにおすすめ!こんなのもあります♬↓
うちも男の子が喜びそうなのがあまりないからカーズのほしいなぁ。。。
せかいのおはなし1&2
こちらは、バイリンガル絵本「せかいのおはなし」です。
1冊に5つのお話が収録されていて、バイリンガル表記になっています。
(ちなみに読み聞かせ用のCDもついてる。しかもCDと連動したちょっとしたゲームページもある!
・・・私はわざわざCDかけるのが面倒くさくて使ったことありませんが・・・。笑)
1に入っているのは、「ブレーメンの音楽隊」「北風と太陽」「はだかの王さま」「ライオンとねずみ」「みにくいあひるの子」。
2に入っているのは、「3びきのくま」「金のおのと銀のおの」「おおかみと7ひきの子やぎ」「いなかのねずみと町のねずみ」「ジャックと豆の木」。
これも
「1冊で5つのお話が入ってるなんてコスパいいじゃん!しかも日本語も書いてあるなら、自力で日本語が読めるようになった後に日本語絵本としても使えるし、英語との比較も学べて一石三鳥じゃん!」
というお得意のコスパ重視で選んだ絵本。
それぞれのお話ごとにイラストレーターさんが違っているのだけど、どれも可愛くて味のある絵だし、
文字の入り方もページによって吹き出しの中にあったり、動きがあって躍動感があったりして、引き込まれる工夫がたくさん。
さらに破れにくい厚めの紙なのもとっても良い!(7年読んでまだ破れてないという奇跡!!!)
お話のボリュームも、短めのサクッと読めるシンプルなものから、わりとしっかりページ数のあるものもあって、
全部同じ難易度・文量ではなく、コントラストがあるところもいいなと思っています。
なので、おうち英語をするのにとってもおすすめの本ではあります。
ただ、いわゆる「名著」かというと・・・それは正直そうではないかな、と思う。
というのも、昔話の本あるあるかもしれないのですが、
「え、こういう結末でしたっけ??」「この解釈・・・あれ?」
ってちょっと気になるところがあったんですよね。
例えば、かの有名な「北風と太陽」では、
北風と太陽がコートを脱がせる勝負をして太陽が勝つ、というところまでは記憶の通りなのですが、最後のまとめとして書いてあるのが、
『男がコートを脱いだのはどうしてかわかる?空を見上げると輝く太陽があるでしょう。太陽こそ一番だから!』
・・・はい??
ってなってる。
私はこの7年、読むたび毎回「・・・は?」ってなってる。笑
太陽がナンバー1だからー!ってなんやねん。
私の記憶と解釈が間違ってる可能性もあるのですが、
北風と太陽って、人になにかしてもらおう、させようとするとき、北風のように冷たく無理やり強要しても人は頑なになって逆に動かない。
太陽のように温かくすることで、むしろ人って動くんだ。ってことを学ぶ話かと思ってて。
それには一切触れられることなく、
『太陽はナンバーワン!!』ってなんの脈絡もなくオチとして出てくるのが、かなりのもやもやポイントではあるのです。
ちょっとその辺りは、気になる方は気になると思う。
ただ私は、そこまで確認せず買っちゃったのもあり、
「まぁ・・・いいか。気になりポイントよりメリットの方大きいし」
と受け入れることにしたのですが、
子供たちはこの「せかいのおはなし」シリーズ、思いのほかすごく気に入ってます。
お気に入りは「ブレーメンの音楽隊」「おおかみと七ひきの子やぎ」「みにくいあひるの子」「3びきのくま」で、もう何度読んだかわかりません。
特に鬼リピしている「ブレーメンの音楽隊」と「7ひきのこやぎ」に引き込まれるポイントとしては、
絵と文字の動きがほかのお話に比べてさらにダイナミックなところがいいんだと思う。
坦々とお話が進むのではなくて、すごく躍動的で、アニメーションを見てるような感じもあるというか。

こんな風にお話によってちゃんと絵のテイストが違う、というのは地味なようだけど、とてもいい。
日本語部分は漢字もたくさん使われてるけど、ルビもしっかり振ってあるので
おうち英語としてだけじゃなく、日本語のところもそれはそれで味わえるところもありがたい。
王道の昔話と出会えるコスパ最高の2冊ですので、気になる方はお手に取ってみてください♬
World of Readingのディズニーペーパーバック
World of Reading Minnie The Case of the Missing Sparkle-izer
World of Reading Minnie Hocus Bow-cus!
我が家にあるのはこのあたりのペーパーバック↑なのですが、
特にこのお話がいいんだ!!的なこだわりがあったわけではなく、
たまたま寄った本屋さんの洋書コーナーで偶然見つけたり、
洋書の充実しているアマゾンで「英語絵本 ディズニー」とか検索して、その時安かったりしたものを適当に買ってました。
純粋にミッキーミニーなら喜ぶよね~、というそれだけの理由。
なんだけど、英語に限らず日本語もそうですが、やっぱり好きなキャラものって強い!
ずっと一軍選手で読み続けています。(そしてもれなく破れて補修の繰り返し。笑)
主にこのディズニーシリーズはWorld of Readingのレベルで言うと
Pre-1, 1, 2なのですが、Pre-1の本は、文章内にイラストが入ってきます。
Pre-1で持っているのは、上の <The Case of the Missing Sparkle-izer>だけなのですが、中身はこんな感じ。

今現在、我が家で一番人気で、私もお話の中身が素敵だな、と思うのは、<A Perfect Picnic>です。
<注:以下ネタバレ>
ある晴れた日にミッキーがピクニックを企画して、ミニーやドナルド・デイジーなどおなじみのお友達を誘います。
みんなにそれぞれお気に入りのサンドイッチと飲み物とデザートをもってきてもらってトレードしよう!ということにしたのだけど・・・いざピクニックに来ると、みんなが「一番のお気に入りをトレードしたくない。交換して受け取ったランチを気に入るかもわからないし・・・自分の好きなものは自分だけで食べたい」と言い出して・・・。
「それならそれぞれ自分の持ってきたものを食べよう」と言いつつも悲しげなミッキー。
そんな姿を見て「私やっぱり交換する」というミニー。
「そうだね、やっぱり交換しよう」とみんなで交換したところ、なんと、みんな同じサンドイッチとドリンクを持ってきていた!!!
でもデザートのフルーツだけは、みんな違ったものを持ってきていて・・・。
そこで名案がひらめくミッキー!みんなのフルーツを切って混ぜて、大きなフルーツサラダを作ったのでした!
そんなこんなで最高のピクニックになりました。めでたしめでたし。
というお話なのですが、とてもハートフルで読むたびに心が温まる。
うちの子たちもこのお話が大好きで、もう擦り切れるほど読んで内容全部わかってるのに
みんながランチを作りながらも最後に「誰かにあげたくない。自分だけで食べたい!」と思うところで困り顔。
なーんだ、みんな同じもの持ってきてた!というところで盛り上がり、
大きなフルーツサラダをシェアするところでさらに「ミッキー最高!What a good idea!!」と大喜び。笑
「お友達の気持ちを考えること」「時に我慢して譲ることの大切さ」「シェアする喜び」そんな要素がしっかり詰まった1冊です。
このほかにも、ミッキーだけでなく、ソフィアやおもちゃドクターなど
ディズニーチャンネル系のペーパーバックは色々出ているので、
好きなキャラクター×その時お手頃価格なもの(洋書は価格変動が結構激しいのでここ重要)で
探してみると素敵な1冊に出会えるのではないかな。と思います♬
こんなのもありました♬⇩
A Color of His Own
こちらは大好きレオレオニ先生の名作絵本です!
上のリンクの写真がバイリンガル絵本バージョンになっているのですが、
我が家にあるのはアマゾンで買った英語のみのボードブックです。
バイリンガル絵本にもそれはそれでとても意味があると思うのだけど、
2言語分の文章が載ってるとどうしてもごちゃつくよね。
レオレオニの絵本はできるだけシンプルに、原書の状態を楽しみたい!!
余白の部分も含めて作品でしょう、レオレオニは!というのがあり(謎のこだわり発動。)
私の選択としては迷わず英語一択でございました。
レオレオニ先生どれもそうなんだけど、これも本当に色使いが美しくてねぇ。。。
あとさ、自分だけ自分の色がないってカメレオンくんが悩む感じとその悲しみが
美しさと温かさの中からひしひしと伝わってくるのがさすがだなと思うわけです。
これは、もう長女が赤ちゃんの頃に一目ぼれしまして、
赤ちゃんには早いかなと思いつつ早々に買って本棚に仲間入りさせてたのですが、
やっぱり予想通り、0-2歳だと全然楽しめませんでした。
英語云々というよりも、この概念的な内容が理解できない、という発達の問題ですね。
「なんかよくわからないカメレオンのお話。つまんない」だったのが、
「いろんな色になれるカメレオン、なんか面白い」になり
「悩んでたカメレオンにお友達ができてよかった!」
「一緒にいてくれる人がいるっていいよね」
「カメレオンは『自分の色』を持ったわけじゃないけど、それでも幸せになれたのはお友達ができたからだよね」
「自分だけの色、ってなんだろう?」
そんな風に徐々に徐々に、本当にゆっくりだけど思考の発達と共に感じることが変わっていく。
その変わっていく様子を見るのはとても感慨深いものがあります。
本は変わっていないのに、それを読む子供はどんどん変わっていく。
長く長く同じ本を読み続けるからこそわかる変化だなと思っていて、そういう体験を傍にいる私にもさせてくれた貴重な一冊。
とってもおすすめです!!
Guess How Much I Love You
こちらも言わずと知れた名作絵本です。
優しい絵、色使い、内容もとってもよくて私も大好きな1冊。
このおちびのうさぎちゃんがかわいいんだ。
「どれだけ大好きか当ててみて!こーーーーーんなに好きなんだよ!」
って手をめいっぱい広げ、足を伸ばし、飛んで見せて、全力で表現している姿は、まさに子供そのもの。
「こーーーーーーのくらい好き!!!!」って、うちの子もよくやってくれます。
かわいいよねぇ。。なんて純粋なんでしょうか。
でもこのウサギのお父さんが、絶対譲らないのよね。笑
「でもお父さんもこんなに大好きだよ」って手を広げ、足を伸ばし、飛んで見せるんだけど、子ウサギよりずっと広くて長くて高くて大きい。
「そうか・・・それは確かにすごくいっぱいだな」って思った子ウサギちゃんは、負けじと「こんなに!」「こーーーーんなに!!」って頑張る。
そんなやりとりが本当にかわいくて。
最後にすっかり眠くなった子ウサギちゃんが「月まで行くくらい、大好きだよ」というのだけど、
眠った子ウサギちゃんにそっと「月まで行って帰ってくるくらい、大好きだよ」というお父さん。
この最後の場面で子供たちの間にいつも「ふふっ」という笑いがもれます。
こういう時に、
「そんなに好きだなんて!そりゃすごい!!」って負けてあげるのがいいのか、
このお父さんみたいに「そっちもすごいけど、こっちだってもっといっぱい大好きだよ!」って絶対負けないのがいいのか、
何が正解なのかなぁってこの7年ずっとこの話を読むたびに思うけど、いまだに答えは出ません。
負けず嫌い?の長女は、この話にハマって以降

Mom!
I love you all the way to moon and Mars and Mercury and Venus and all the planets and BACK!!!
と、思いつく限りの星を並べて、最後にBACK!!!を付けた後、
「どう?!これで敵わないよね?!」と言わんばかりのとんでもないどや顔を披露する、という
もう可愛いんだかなんなんだか、よくわからない感情に私をさせてくることがよくあります。笑
もう、正直すごい面倒くさいので ←ひどい

Woooow, that’s so far!
と言うんだけど、そうするとむちゃくちゃしてやったり顔で

Yeah! That’s too far!!
といって満足気に去っていくいちこ。。。笑
お、おう。。。となるわけですが。
あぁ、面倒くさがらずに全部に真正面から対抗して愛情を表現したお父さんウサギの子ウサギへの愛って、やっぱ半端ねぇ。と思うのでした。笑
お父さんウサギへのリスペクトが深まるそんなひと時もいいものですね。
とても有名な名著ですし、おうちにあって損はないと思う、そんな一冊です。
まだまだ紹介したい本はあるのですが、今回はこの辺で。
次回は今7歳の長女が今まさにハマって読んでいる6歳以降向けの本をご紹介します★
お読みいただきありがとうございました♬
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