【おうち英語】6歳が英語の本を自力読みするようになった話。

自力読み 英語絵本 チャプターブック Frog and Toad  英語読み聞かせ おうち英語

ある日突然始まった自力読み

現在7歳の長女ですが、
6歳のある日、突然自力読みを始めました。
これまでも耳からさんざんインプットされた絵本の内容を
音の記憶で読んでる風に音読してみる
「なんちゃって自力読み」はしていたし、
簡単な単語は読めるものもあったのですが、
『長い文章を自力で読む』
ということはまだできていませんでした。

それがある時、読み聞かせの時間に

いちこ
いちこ

ママ、ここから私が読んでもいい?

と、私が読んでる途中の、
ちょうど場面の切り替わりのタイミングで唐突に言い出しました。

ひより
ひより

え、、、読めんの?無理じゃない??
げげげ。時間かかりそうだなぁ~。。。 

(↑ひどい。笑)

と思ったのですが、
「じゃあやってみてごらん」と本を渡し、
いざ続きを読ませてみると・・・

意外や意外、結構読める!

たどたどしいけど、
音の記憶だけでなんとなくそれっぽく言ってるのではなくて、
一つ一つのワードをフォニックスをフル活用しながらなんとか読んでいる。
もちろんスムーズに読めないものもあったりするのだけど、
思った以上のナイストライを見せた長女。

自力読み 英語絵本 チャプターブック
その時読んでいた話。いちこの自力読み魂に火をつけてくれた素晴らしい名著。
ひより
ひより

えーー!?すごいじゃん!
こんなに読めるの??ママ知らなかったよ!

と言うと、照れながら

いちこ
いちこ

なんか読めるかもって思ったらできた~
でも全然読めなかった言葉もあったから、すごくないよ。

ママみたいにはできなかったし。
でもちょっとだけは読めたよね?

ひより
ひより

ママだって今だって知らない言葉いっぱいあるよー!
でもそんなの当たり前だし、

その度に調べて練習して覚えていけばいいよ!
いちこ、今すごく上手だったよ。初めてとは思えない!

すーぐママのことも追い抜いちゃうと思う!

というと、
「えー、そうかなぁ?(照)」と
満更でもない感じで照れ笑いしていたのですが。
その日から
「とにかく!!自分で!!!読みたいんだ!!!!」
という自力読みモード全開になった長女。

とにかく寝ても覚めても音読モード!!
朝早く起きて、音読。
朝ごはん食べて、音読。

学校から帰ってきたら

いちこ
いちこ

ママ!
宿題終わったら英語の本自分で読んでいい?!
宿題超スピードでやるから!!!

ひより
ひより

いくらでも読んでいいけど宿題ちゃんとやって。
超スピード禁止!
字を丁寧に書いてね。

雑だったら全部やり直しになって逆に本読む時間なくなるよ。
早く読みたいなら、絶対一発合格する!って気持ちで

すっごく丁寧にやる方が早く終わると思う。
そういうのを「急がば回れ」っていうんだけど、知ってる?

いちこ
いちこ

OK!!!
絶対一発合格する!!!!
やるぞーーーー!!
(←急がば回れのくだり聞いちゃいねぇ)

という謎の気合とやる気で宿題を終え、ひたすらの音読。

当たり前だけど、読めば読むほど上手くなる。
最初読めなかった単語も
スムーズに読めるようになってくるし、
間違えずに、止まらずに、
気持ちを込めて読めるようになってくる。

その上達が自分でも手にとるように分かるのが、
純粋に楽しい!面白い!
そんな感じで、もっともっと、とのめりこむ長女。

自分の成長が大きなモチベーションになって、さらに頑張る。
そしてもっともっと成長する。
という好循環の中にいるな~というのが
そばにいる私にもよく分かりました。

しめしめ。
と思いながらいちこの音読をBGMに家事をやる私。

いちこ
いちこ

・・・ママ!!今聞いてた?!
いつもこの話のここで、

あれ、これなんて読むんだったっけってなってたでしょ?!
でも今全然迷わないで読めたんだけど!!
結構上手だったんだけど、聞いてた!?

ひより
ひより

・・・えっ、・・ね~!!そうだよね~!!
すごい上手だったよね、

なんかすごいスムーズだったもん。
いつも間違えてるところって気づかなかったわ~
(聞いてなかったとは言えずにとりあえずよいしょする母。笑)

そんな不意打ちにたじろぎつつも
音読を繰り返して過ごした日々で、
いちこの「読む力」は格段に向上。

「英語を結構すらすら読める」という状態になったのでした。

「読める」と「わかる」は同じなのか?

わりと上手にすらすら英語を読めるようになった長女いちこ。
すごく成長したな~!
なんて喜びもつかの間、
ふいに湧き上がってきたこの疑問。

ひより
ひより

たしかにいちこは「読めて」いる。
読めてるけど・・・

内容どこまで分かって読んでるんだろう???

そう、
「読める」と「わかる」は違うんじゃないの?問題、勃発。

これ、日本語でもありますよね。
「文字を読むこと」と「その内容を理解すること」って
似てるようで全然違くないですか?

大人だってそうですよね。
難しい論文でもなんでも、
日本語だから一応すらすらは、「読める」。

でも、内容が理解できないことって実はたくさんある。
お勉強は子供がたぶん最初にぶちあたるところで
国語の問題に留まらず、
全ての、あらゆる科目で問われてくるのって
結局のところ「読解力」なんじゃないか。

文章の意味が分かる。
意図していることが分かる。
今、聞かれてることが正しく分かる。

それが何よりも大事。
結局「問題の解き方」をどれだけ知っていても、
その時何を聞かれてるのか、
今何を答えるべきなのか、
「問題の意味」が分からなかったら
永遠に答えにはたどり着けないわけだから。

そうだ、ただ読めるだけじゃだめなんだ、
「読み解ける力」がないと。

ひより
ひより

・・・はっ!!!!そうか!!!
だから読解力って、

「読み解く力」って書くんだ~~~~!!!

という、
「いやそれ、全日本人が知ってましたから!!!」
というとんでもなく初歩的な気づきを得る私。笑

そう考えると、やっぱり、
いちこの自力読みはあくまでも
字面を「読んでるだけ」なのかもしれない…。

私は英語絵本を読む時に日本語に訳したり、
日本語で説明することは基本的にはなくて、
「〇〇ってなに?」と聞かれた時だけ、
最低限日本語で補足するスタイルでやってはいるものの、
もう何度も何度も読んだ本を読んでるから、
さすがに内容はわかってるはず。

読んでるからといって、
読むたびにその内容を分かって楽しんでるかそうでないのかは、
いまいち判別しづらいなぁ…

と思っていたそんなある日、
突然疑問が解消される瞬間がやってきました。

新しい本をその辺に置いておいた結果

いちこに「次はこれが読みたい」と
リクエストされていた本が届いたある日。
今夜の読み聞かせの時に解禁しよう~
とその辺に置いておいたんです。

そして、夜、ちょっと夕飯の後片付けがバタついて、
「さぁ、ストーリータイム始めようか!」と思ったら、
置いておいたはずの本がない。

ひより
ひより

あれ?
ねぇ、ここに置いておいたFrog and Toadの新しい本知らない?
さんちゃんがどっか持ってっちゃったかな・・・

いちこ
いちこ

はーい、ここにあるよ!
待ちきれなくて先に読んじゃった、ごめん!

ひより
ひより

え、いやいいけど!
読んだの?!

ていうかちゃんと読めた???!

いちこ
いちこ

えーっと、、うーん、
ちゃんと?は読めてないかもしれない

ひより
ひより

やはり。
字は読めたけど意味は分からなかったか。。。

いちこ
いちこ

でもすごい面白かったよ!!
どれもめっちゃ笑えた!!

ひより
ひより

え?!そうなの?!面白かったんだ?
よかったじゃん!!

どんな話だったか教えて?

いちこ
いちこ

あのねぇ…めっちゃ面白かったんだけどさ、
まず最初の話はね!
えーっとなんだっけ、
そうそう、Toad(ガマガエル)がね、
今日はやることいっぱあるなぁってやることのリスト作って、
朝ごはん食べる~とか着替える~とか全部順番にやるのね。
それでFrogのおうちにも行ってさ、
リストに一緒に散歩するって書いたから散歩に行くんだけどさ、
そしたら風が吹いてさ、
リストがどっかに飛んで行っちゃったのね!
それでFrogは追いかけるんだけど
Toadは追いかけなくて、
「なんでいかないの」って言われて、
「飛んでったリストを追いかけるってリストに書いてないから」
って言ったんだよ~!!

ねぇ、そんなことってある??
自分のリストが飛んでったんだから行けばいいのに、
ほーーーんとToadったら相変わらず面白いよね?!
それでね…!!! 

もうしゃべるしゃべる!
収録されている5話のストーリーについて
笑いながらすごい勢いで記憶の限り喋りつくすいちこ。

「ちゃんとは読めてないかも」
って言ってたのにこの勢いはなんだ!?
おいおい、まさかほんとに読めたわけ!!??
と思いつつ、それでも疑う私。

ひより
ひより

いやまて。早まるな自分。
絵を見て勝手なストーリーを組み立ててる可能性も

ないとは言い切れない・・・

我が子を信じることの大事さが育児書に幾度となく書かれていたはずなのに
一向に我が子を信じようとしない親ってどうなの。笑
たぶんダメだよね。笑

私もまだ本の中身を見てなかったので、
半信半疑で答え合わせ。。。。 

英語絵本 自力読み I can Read
・・・おや? なんだか・・・
英語絵本 Frog and Toad 自力読み おうち英語
これは、・・・まさか・・・

合っとるやないかい!!!!!(驚愕)

というわけでですね、意外や意外、

・・・ちゃんと読めてた。


最初の話以外も、
「こんなことがあってあんなことがあって~」
といちこが喋っていた内容とほぼほぼ一致していて、
あぁ、「自分で読んでわかる」ところまで来れたんだぁ・・・。
と思うに至りました。

足かけ6年。
長いような短いような日々でしたが、
一つの目標にしていた
「本物の自力読み」のフェーズがちゃんとスタートしたんだなぁ。。

「この子がいつかサインをするようになるのかな」
「この子がいつか英語でなにか話せるようになるのかな」
「この子がいつか英語のことばを読めるようになるのかな」
「この子がいつか一人で英語の本を読むようになるのかな」

いつだって、そう思うときには想像つかない我が子の姿。
でも、続けていれば、
ちゃんとその「いつか」は来てくれた。
当たり前のように、自然に、その未来は現れてくれた。
感慨深いなぁ。

7歳の現在、
いちこは日本語の本を読むように、
気づいたら英語の本を読んでいます。
日本語だから、英語だから、という区別はないようで、
その時その本を選ぶ理由は
「面白いから」「読みたいから」というごくシンプルなもの。
これからの私の仕事は、
娘がワクワクドキドキするような本との出会いの手助けをすること。
その時その時の
娘の心に届くものを、
届けたいものを、
探し続けていこうと思います。

次回は、
現在もいちこがハマっている
英語絵本をご紹介しますので、
よかったらぜひご覧ください★

お読みいただきありがとうございました♬

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