【おうち英語解説】英語で語りかけ!効果的な方法

おうち英語
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ひより
ひより

こんにちは!
おうちで子どもたちを
バイリンガルに育てている
ひよりです。

2022年現在、
8歳の長女は英検準2級
6歳の次女は英検3級
に合格しました。

インターナショナルスクールも、
高額な英語教材もなし!

おうちでの英語の取り組みだけで
ちゃんと子供はバイリンガルになれる!

そのいくつかの取り組みの中で
大変だけど
でもその分効果絶大なのが
「英語の語りかけ」です。

でもそうは言っても、
いつ、どうやって、
どんな風に英語を使って話せばいいの?!

不安、わかります!

今回は
我が家の「語りかけ」について
徹底解説いたします♪

始める前は不安だらけ・・・

おうち英語における
「英語の語りかけ」
やればやるだけ子供も親も伸びる、
とても有効な取り組みです☆

とはいえ、

「英語で話しかけましょう!」

っていきなり言われても、
不安じゃないですか?

私は初めて
「赤ちゃんに英語で話しかけましょう」
って言われた時、

…ちょっと待って!!

話しかけるって、
いつ?どのタイミングで?

そんな自信をもって子供に話せるほど
英語上手じゃないんですけど!?

そう思って戸惑いました。笑

英語は確かに好きだったけど、
勉強してたのも学生時代の話。

就職して結婚して子供産んで、
今はもう色々単語も文法も忘れちゃったと思うし、
肝心の発音なんか全然自信ない。

そんな状態の私が、
本当に子供に英語で話しかけちゃって大丈夫なの?

下手な英語で話しかけると
子供が混乱したりしないの??

私もそう思いながら、
初めの一歩を踏み出したんです。

完璧な英語じゃなきゃダメ!なんて思わなくてよし。

もう早速結論なんですが、

おうち英語の語りかけで
最初から「完璧な英語」を目指さなくて大丈夫です!

間違ってOK、
どもってOK!

無理しなくていいんです。

おうち英語を7年やって、
末っ子の2歳はまぁまだしっかりジャッジできないにしても、
少なくとも
7歳と5歳は英語を話せるようなった
という我が家の
これまでの経験からも強くお伝えしたい。

ひより
ひより

最初から完璧な英語を
目指す必要なんかないよ!!

私含めて
日本で英語を学んできた経験のある大人って、

みんなこの
「正しい英語」の呪縛
にがんじがらめになってますよね。

私も、こんなこと言ってて
未だにそうなんです。
とくに英語教室の先生とか
海外の人と話す時に
めっっっちゃくちゃ緊張するの。

「これで合ってるのかな。
間違ってないかな。
この人の英語おかしいなって思われないかな」


いっつもそう思っちゃって変な汗が出るし、

あんなに
「海外の人とおしゃべりしてみたい
なんて思ってたくせに

一刻も早く
この時間を切り上げたくて、
逃げ出したくて、
仕方なくなるのはいったい何なのか。

この「間違えるのが怖い病」は、
私たちが受けてきた日本の英語教育の弊害
だと思います。

コミュニケーション手段として
生きた英語を身につける学びではなく、
筆記テストでひたすらに
「正しい答え」を出すことにフォーカスさせられてきたから。

三単現のSを一つでも忘れたら✕!
時制が間違ってたら✕!
前置詞が抜けたら✕!
スペルミスなんてもってのほか!


ずっとそうやって育ってきた私たちに
まとわりつくこの不安。

でも、その
「正しい英語じゃないとダメ」
「完璧じゃないとダメ」
というその不安や強迫観念は、
親にとっても子どもにとっても邪魔でしかない。

だからもう、
こういう考えは捨てちゃっていいんだ!
もう気にしなくていいんだ

ということを
頭でまず分かっていただけたら!
と思います。


そもそもね、

完璧な英語ってなんですか?

って話なんです。

日本語の場合はどうでしょう。

いつも完璧な日本語で
子供に喋りかけてますか???

たぶん、
ほとんどの人が完璧な日本語で喋りかけてない
と思います。

当然ですが私も、
気がつくと子どもたちに
こーーーんなブロークンな日本語で
喋りかけてることがあります。

「ちょっと○○。それダメ。ちゃんと!」
「ねぇ、それ、ちょっとあっち持ってって?悪いけど」


完璧とは程遠い、
国語のテストだったらたぶん0点の日本語です。

でも、
こういう超ブロークンな日本語、
結構みんな抵抗なく使ってます。

完璧な日本語じゃないと!
「てにをは」は完璧かな!?
「らぬき言葉」は間違ってるし、
この慣用句は…えーと…。


なんて思ってないんです。
それで普通に子供育ててるし、
子どもも普通に育ってる。

それは

その時の言葉が多少違っていても、
ほかにいくらでも
「正しい日本語」が
インプットされる環境があるから

これは
「方言のある地域で育つ子供」
にも同じことが言える
と思います。

標準語をいわゆる
「正しい日本語」とするならば、

その標準語とは大なり小なり違う
方言を話す親に育てられている日本の子ども、
日本中に大勢います。

親が方言でしゃべりかけた結果、
彼らは標準語の読み書きや
リスニングができない子に育ったり
脳が混乱したりしているのか?


というと、
全然そんなことないですよね。

彼らは
自分の故郷の言葉ももちろん理解しながら、
標準語も理解できる
んです。

なぜって、やっぱり
「標準語がインプットされる環境も、ちゃんとあるから」


それは

  • 絵本や本
  • 教科書
  • テレビ番組やニュース
  • アニメや映画
  • Youtube
  • 音楽

とにかくいろんなタイミングで、
いろんな媒体から
「標準語シャワー」を浴びています。

英語も同じ。

英語のインプット
親の語りかけだけでするわけではないので、
より正しい表現、
正しい発音、
難しい言い回しなど、
親のキャパシティを超えた部分については
他の部分で充分補完することができますよ!

もちろん、
間違った英語でどんどん育てちゃいましょう!!
という話ではありません。

シンプルな表現でいいけれど、
きちんとしたセンテンスで話そう、とか、

英語でも日本語で育てる時のように
なるべく丁寧な言い方をしよう、とか

「心がけること」は
日本語で子育てするときと同じように必要です。

でも、
「完璧を求めるがゆえに何も始められないこと」
のほうが、
子供にとってなんのプラスにもならない

ということをお伝えしたいと思います。

語りかけ初日の違和感はだれでも感じる。

我が家の語りかけ初日はこうでした。

目の前の当時生後6ヶ月の娘に
いつもは感じない緊張でドキドキしながら
ぎこちない笑顔で
思い切って英語で話しかけてみる。。

ひより
ひより

Hi! Good morning!(ちょっと震え声)


……しーーーーーーーん。
(響き渡る静寂。一ミリも笑わない娘。笑)


…なんか私、やっぱ無理かも(´;ω;`)

– The End –


はい、これです。
我が家の語りかけ初日がこの状態でした。笑

うちはまだ長女が生後6ヶ月の頃だったので、
明確に反応がないの当たり前だったんです。

でも、話しかけたら
いつもにこっと笑ってくれる娘が
かつてないほどの真顔で見つめ返してきて、
心が折れそうになった衝撃の初日。笑
 
英語なんか使い慣れないし、
そもそもこれでいいのかどうかもわからない。

こんなにジャパニーズな私が
これまためっちゃジャパニーズな赤ん坊に
ぎこちない英語で話しかけている・・・


という人生初のこの状況に対して感じた違和感
なんとも落ち着かない不快感のようなものが
とにかく強烈だったのをよく覚えています。

なんというか、
無理やりサイズもデザイン
も合わない服を着ているような、
そんな感じ。

待って、これ、
明らかにおかしいよね?
自然じゃないよね?
外から見てもやっぱすごく変だよね?


みたいな。

慣れない英語を慣れない育児にぶち込む(言い方w)
というトリッキーさに、
正直かなりたじろいだし
最初は違和感がぬぐえなかったのですが、

英語育児をやってみようって
せっかく決めたことだし、
やめるのはいつでもできる!!

そう思って
まずは少しずつでもやり続ける
ことにしました。

『できることを、できる分だけ』で未来は開ける。

一人で勝手に始めて
勝手にショックを受けるという
衝撃の初日から1週間もすると、

人間って不思議なもので、
慣れてくるんですよね。

子供に英語が伝わってる!
とかではなくて、
「私が子どもに英語で話しかける」
という状態に違和感を感じなくなってくる。


そうなるとだんだん欲が出てきて、

「こういう時なんて言えばいいのかな」
「さっきのフレーズ、英語でも言えればよかったな」


とか

「もっと英語を使いたい!」という気持ちになってくる

そうなれば、もうこっちのもの。

「おうち英語」のある生活が、だんだん回り始めてきます!

自転車で想像していただくと分かりやすいと思うのですが、
走り出そうとする最初が一番パワーが要ります。

漕ぎ始める時のペダルが一番重いですよね。
ハンドルもグラグラして、不安定

でも、そこでやめないで、
止まらず、すかさず、右!左!右!と漕いでいく。

すると、
車輪が回り始めて
あとは軽い力でスイスイ遠くまで行ける

おうち英語も、これと全く同じです。

「うわー、なんかやっぱ違和感すごいな。汗」
の初日から、
間髪入れずに簡単な英語を使い続けてみる。

朝起きたら Good morning!
ごはんの時に Let’s eat! Yummy!
牛乳飲みたい?は Do you want some milk?
お風呂に入る時には Let’s take a bath!
寝るときには Let’s go to bed!

こんな風に
短くてシンプルなフレーズから
始めてみてください。

間違ってOK、どもってOK。

英語で話しかけることに自分を慣らしながら、
言えるフレーズを増やしていけばOKです♬

場面で日本語から英語に切り替える

英語で話しかける・・・

いつ!?

という疑問。
あると思います。

どのタイミングで
その英語フレーズを繰り出せばいいのか迷う。

そんな時は、
「場面」で切り分けてみてください。

分かりやすいのは、
「お風呂」みたいな場所が変わるような場面

お風呂に入ったら英語で話しかける
と決めてみてください。

☆手順の解説☆
①あらかじめ、お風呂で使えそうなフレーズを調べて、ちょっと自主練しておきます。
②お風呂に入ったら英語タイムスタート!
③普通にお風呂を楽しみながら、英語フレーズの語りかけをしてみます♬

全てを英語にする必要はなくて、
毎日数フレーズずつ増やしていって、
1~2週間すると、あら不思議☆

お風呂で使う基本的なフレーズは
もうすっかりお手の物になっています!

それができたら、
次は「お着替え」の場面で英語を使ってみる。

同じように事前にちょっと自主練しながら、
少しずつ言えることを増やしていく。

これで「お着替え」もマスターしたら、
次は「積み木あそび」の時に英語を使ってみる。

その次は「朝ごはん」

それもできたら「おやつの時間」

それもできたら「公園遊び」・・・

こんな風に、
子どもとの生活の場面ごと
英語で言えるフレーズを増やしていくイメージを持つと、
すごくわかりやすいかなと思います。

「日本語を減らさない」秘策。

常々思っていることの一つに

おうち英語=日本語をできる限り排除する教育、ではない。

ということがあります。

英語の時間を確保したい。
2000時間を目指して
英語のインプットに注力したい。


それはもちろんそうなのですが、
日本語もとても大事であることは
いうまでもありません。

それをふまえて、
母親といる時間が大半である
幼稚園入園前までの乳幼児期に意識してやっていたこと

それは、
「英語と日本語を続けてどちらも言う」
という方法です。

要は、

「英語のために日本語を100%から減らして80%にして、
その分の20%を英語に充てる」

のではなく、

「日本語は100%のまま、英語を20%追加する」

という考え方が根底にあるやり方で、

具体例を出すと、こんな感じです⇩

ひより
ひより

おはよう!
Good morning!
おなか減ったかな?
Are you hungry?

牛乳かお茶どっちを飲みたい?
Which do you want to drink, milk or tea?

もちろん、1日24時間、
全ての発言を全部この方法でしゃべる!
なんてことは不可能ですが、

基本的な日常フレーズであれば、
意外にできるようになります♬

これをすると、
子どもの母国語のインプット量も
おうち英語をしていない子に
劣らないレベルで確保できるだけでなく

日本語では言えるのに
英語の言い方だけわからない時に
ちょっと気持ち悪く感じる


言い方を調べて取り入れるようになる

母の英語力UP

⇒そのまま我が子のおうち英語環境も充実

という好循環が生まれるのも
結果的によかったです。

日本語も英語も育ってきたな、
もうちゃんと伝わってるな、

と分かるようになってくると、

こちらもだいぶいろんな面で安心して、
日英連続の話しかけ方は
徐々にしなくなってくるのですが、

乳幼児期は
どうしてもママの語りかけがメインになるので

「英語だけじゃなく日本語もしっかり育てたい!」
「英語はやりたいけど日本語を減らしてしまうのは不安」


というタイプの方は
よかったら取り入れてみてください!

また、

「日本語と英語を交互に話しかけるなんて、
 子どもが混乱するんじゃない!?」

「せめてパパは日本語、ママは英語、とか
 しゃべる人を分けないと!!」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

実際3人をこの方法で育ててみた結果、
どの子の頭も混乱していません。

みんな日本語は日本語、英語は英語と
それぞれの言語を理解・習得していきました。

英語教室でお世話になっている日本人の先生も
お子様をバイリンガルに育てていますが、
とくに幼児期には
このような話しかけ方もよくしていました。

(お子様たちはうちより大きくて、
皆そのまま海外に放り込んでも
普通にやっていけるレベルのバイリンガル。
しかもお子様たちは英語だけじゃなくて
とても優秀で名門校に在学中です。)

先生は
大きくなったいちこやにこに英語で話しかける時は
オールイングリッシュで話しかけてますが、

現在2歳のさんたと話す時には

先生
先生

おはよう、さんた~♬
Good morning!!
Wow, are you wearing a dinosaur shirt today?
So cool!
さんた、
今日の恐竜のシャツかっこいいね~♬

(↑とんでもなく先生になついているさんた。笑)

のように、
日本語と交互に話しながら
それぞれの言葉の理解を深めるような話し方もしてくれて
さんたの方も、
自分のシャツの恐竜を指さしたりしながら、

さんた
さんた

きょーーーりゅ!!
だーなしょーー!!

と日本語と英語で一生懸命お話しています。

このやり方で守るべきは1つだけ。

それは、
1センテンスの中に
英語と日本語をまぜこぜにしないこと。

要は、
ルー語でしゃべるのはなしだよ!
ということです。

「あら、todayはさんたは
dinosaur shirtをwearingしてるのね。
それはSo カッコいいだね!」

は、NGです!!笑

だってこれって、
英語でも日本語でもないですよね。

そういう
英語でも日本語でもない謎の言語はダメ。

でも、それさえ守れば大丈夫。

子供はこちらが思ってる以上に能力が高いです。

音、音域、発音、文法、
なにもかもが全然違う
「日本語」と「英語」という
この二つの言語を区別できない、
ということはありません。

おすすめのおうち英語書籍

7年前におうち英語を始めたばかりの時、
参考にした本がいくつかあるのでご紹介します。

私がまず最初に買った本はこちらでした。

1冊目のタエさんの本は、
完全初心者だったあの当時、
おうち英語の流れや全体像、
心構えを確認するのに読んだ本


こちらは英語フレーズ本ではありません

2冊目は
基本のフレーズをまず学びたくて買った本

わかりやすくて
とても参考になりました♬

3冊目の
ヘンリーおじさんの本は、
ネイティブの書いた
「お母さんらしい会話表現」を集めたフレーズ集
というところに心惹かれて買った本。

優しい言い方、愛のある話し方。
私の語りかけにもお母さんらしさを取り入れたい!

と思って買ったものなので、

この7年のおうち英語歴の中で
一番読み返したり確認したのは
3冊目のヘンリーおじさんの本
でした。

ただ、
本って長く読み継がれる名著なども
もちろんあるんだけれど、

一方でこういう
ノウハウ系の本というのは
日々アップデートされてます。

私がこれを読んだのは7年前の話。

私が読んだこの3冊とも
とても参考になったのだけど、

ここ数年の間に出版された本の中で、
これからおうち英語を始めたい!という方に
目を通しておくと参考になるだろうな〜
というお勧め本もご紹介しておきますね!

まずは子供の英語教育に関する書籍!

そして英語フレーズ集♬
(音声がDLできるので、
発音やイントネーションが不安な方にはぴったりです)

英語教育に限らず、
読んで面白かった・参考になった
子供の教育に関する書籍は
またべつの記事でご紹介したいと思います♪

今回の「語りかけ」に関する記事が
どなたかのお役に立っていたら幸いです☆


お読みいただきありがとうございました♬

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この記事を書いた人
ひより

おうち英語ブロガー。3人の母。
長女0歳の時に始めたおうち英語は9年目。
子どもたち全員をおうちでバイリンガルに育てています。
長女は9歳で英検2級、次女は7歳で準2級を取得。
娘たちの現在の英語レベルは「ハリーポッターの原書が読めるくらい」。
このブログでは、おうち英語に関する情報のほか、おうち学習やおうち知育、そして子どもたちの成長などを綴っています。

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