【おうち英語】6歳が英語の本を自力読みするようになった話。

6歳おうち英語 リーディング 自力読み 英語絵本 チャプターブック Frog and Toad  英語読み聞かせ 成長記録
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ひより
ひより

こんにちは!
おうちで子供たちを
バイリンガルに育てているひよりです。

今回は我が家の
おうち英語エピソード。

「6歳長女が英語の本を
自分で読めるようになった時の話」


です!

この記事を書いた人
ひより

おうち英語ライター。3人の母。
長女0歳の時に始めたおうち英語は10年目。
子どもたち全員をおうちでバイリンガルに育てています。
長女は9歳で英検2級、次女は7歳で準2級を取得。
娘たちの現在の英語レベルは「ハリーポッターの原書を愛読するくらい」。
このブログでは、おうち英語に関する情報・実体験のほか、おうち学習やおうち知育、そして子どもたちの成長などを綴っています。
著書:「4技能をしっかり育てる子ども英語 一生モノの英語力の作り方」Amazonにて発売中。
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ある日突然始まった自力読み

現在7歳の長女ですが

6歳のある日、
突然自力読みを始めました。

これまでも
耳からさんざんインプットされた絵本の内容を
音の記憶で読んでる風に音読してみる
「なんちゃって自力読み」はしていたし、
簡単な単語は読めるものもあったのですが、

『長い文章を自力で読む』

ということは
まだできていませんでした。

それがある時、
読み聞かせの時間に

いちこ
いちこ

ママ、ここから私が読んでもいい?

と、私が読んでる途中の、
ちょうど場面の切り替わりのタイミングで
唐突に言い出しました。

今となれば
6歳くらいになれば
英語が読めるようになるのは
全然不思議じゃない
とわかるんだけど、

あの頃は
自力で読むなんてまだまだ先のはず!
という先入観があって

ひより
ひより

え…ほんとに読めるの?
無理じゃない?? 
(↑ひどい。笑)

と正直思ったのですが、

「じゃあやってみてごらん!」

と本を渡し、
いざ続きを読ませてみると・・・

意外や意外、結構読める!

たどたどしいけど、
音の記憶だけで
なんとなくそれっぽく言ってるのではなくて、

一つ一つのワードを
フォニックスをフル活用しながら
なんとか読んでいる。

もちろん
スムーズに読めないものもあったりするのだけど、
思った以上のナイストライを見せた長女。

自力読み 英語絵本 チャプターブック
その時読んでいた話。いちこの自力読み魂に火をつけてくれた素晴らしい名著。
ひより
ひより

えーー!?
すごいじゃん!
こんなに読めるの??
ママ全然知らなかったよ!

と言うと、照れながら

いちこ
いちこ

なんか読めるかもって思ったらできた~
でも全然読めなかった言葉もあったから、

すごくないよ。

ママみたいにはできなかったし。
でもちょっとだけは読めたよね?

ひより
ひより

ママだって今だって
知らない言葉いっぱいあるよー!

でもそんなの当たり前だし、
その度に調べて練習して
覚えていけばいいだけのことよ!

いちこ、今すっごく上手だったよ。
とても初めてとは思えない!
すーぐママのことも追い抜いちゃうと思う!

というと、

「えー、そうかなぁ?(照)」

と満更でもない感じで
照れ笑いしていたのですが。

その日から

「とにかく!!
 自分で!!!
 読みたいんだーーーーー!!!!」


という
自力読みモード全開
になった長女。

とにかく
寝ても覚めても音読モード!!

朝早く起きて、音読。
朝ごはん食べて、音読。

学校から帰ってきたら

いちこ
いちこ

ママ!
宿題終わったら
英語の本自分で読んでいい?!
宿題超スピードでやるから!!!

ひより
ひより

いくらでも読んでいいけど
宿題ちゃんとやって。
超スピード禁止!

字を丁寧に書いてね。
雑だったら全部やり直しになって
逆に本読む時間なくなるよ。

早く読みたいなら、
絶対一発合格する!
って気持ちで
すっごく丁寧にやる方が
早く終わるんだから。

そういうのを
「急がば回れ」っていうんだけど
知ってる?

いちこ
いちこ

OK!!!
絶対一発合格する!!!!
やるぞーーーー!!
(↑急がば回れのくだりなんか聞いちゃいねぇ)

という
謎の気合とやる気で宿題を終え、
ひたすらの音読。

当たり前だけど、
読めば読むほど上手くなる。

最初読めなかった単語も
スムーズに読めるようになってくるし、

間違えずに、止まらずに、
気持ちを込めて読めるようになってくる。

自分でも手にとるように
上達していくのが分かって
楽しい!面白い!


そんな感じで、
もっともっと、とのめりこむ長女。

自分の成長が
大きなモチベーションになって、
さらに頑張る。


そして
もっともっと成長する。

そういう
好循環の中にいるんだな~

というのが
そばにいる私にもよく分かりました。

しめしめ。

と思いながら
いちこの音読をBGMに家事をやる私。

いちこ
いちこ

・・・ママ!!今聞いてた?!
いつもこの話のここで、

あれ、これなんて読むんだったっけ?
ってなってたでしょ?!

でも今
全然迷わないで読めたんだけど!!

結構上手だったんだけど、
聞いてた!?

ひより
ひより

・・・えっ、
・・ね~!!
そうだよね~!!

すごい上手だったよね、
なんかすごいスムーズだったもん。
いつも間違えてるところって

気づかなかったわ~
(聞いてなかったとは言えずに
とりあえずよいしょする母。笑)

そんな不意打ちにたじろぎつつも
音読を繰り返して過ごした日々で、
いちこの「読む力」は格段に向上

「英語を結構すらすら読める」
という状態になったのでした。

読んでいたのは “Frog and Toad are Friends”

ちなみにこの時
音読しまくっていたのは、
こちらの本です。

カエルくんとガマガエルくんの
ユーモアたっぷりな友情のお話。


面白くって笑っちゃうんだけど、
でもそれだけじゃないの。

なんかホロっときちゃうくらい
2人の友情が素敵で。

読み聞かせてあげたいけど
英語が苦手で…

という場合は
ネイティブの読み聞かせ音源を
親子で一緒に聞くのがオススメですよ♪

そして日本語版はこちら。

ちなみにこの中に出てくる
「おてがみ」は
国語の教科書にも出てきますよ〜!

両方手元に置いておいて
読み比べるのもまた楽しいと思います♪

「読める」と「わかる」は同じなのか?

わりと上手に
すらすら英語を読めるようになった
長女いちこ。

すごく成長したな~!

なんて喜びもつかの間、
ふいに湧き上がってきたこの疑問。

ひより
ひより

たしかにいちこは「読めて」いる。

読めてるけど・・・

内容どこまで分かって
読んでるんだろう???

そう、

「読める」と「わかる」は
違うんじゃないの?問題
、勃発。

これ、日本語でもありますよね。

「文字を読むこと」
「その内容を理解すること」って

似てるようで
全然違くないですか?

大人だってそうですよね。

難しい論文でもなんでも、
日本語だから一応すらすらは、「読める」。

でも、
内容が理解できないことって
実はたくさんある。

お勉強は子供がたぶん
最初にぶちあたるところで

国語の問題に留まらず、
全ての
あらゆる科目で問われてくるのって
結局のところ
「読解力」なんじゃないか。

文章の意味が分かる。
作者の意図が分かる。

「自分に問われていること」が、
正しく分かる。

それが何よりも大事。

結局
「問題の解き方」
をどれだけ知っていても

その時何を聞かれてるのか、
今何を答えるべきなのか、

「問いの意味」
が分からなかったら
永遠に答えには
たどり着けない
わけだから。

そうだ、
ただ読めるだけじゃだめなんだ、

「読み解ける力」がないと。

ひより
ひより

・・・はっ!!!!
そうか!!!

だから読解力って、
「読み解く力」
って書くんだ~~~~!!!

という、

「いやそれ、
全日本人が知ってましたから!!!」

という
とんでもなく初歩的な気づきを得る私。笑

そう考えると、やっぱり、
いちこの自力読みはあくまでも
字面を「読んでるだけ」
なのかもしれない…。

私は英語絵本を読む時に
日本語に訳したり
日本語で説明することは
基本的にはなくて

「〇〇ってなに?」
と聞かれた時だけ
最低限日本語で補足するスタイルで
読み聞かせをしてきました。

もう何度も何度も読んだ本だから、
さすがに内容はわかってるはず。

でも読んでるからといって、
読むたびにその内容を
理解して楽しんでるかそうでないのかは、
いまいち判別しづらいよね・・・

と思っていたそんなある日。

突然
疑問が解消される瞬間
やってきました。

新しい本をその辺に置いておいた結果

いちこに
「次はこれが読みたい」
リクエストされていた本が届いた日。

今夜の読み聞かせの時に解禁しよう~

とその辺に置いておいたんです。

そして、夜、
ちょっと夕飯の後片付けがバタついて、

「さぁ、ストーリータイム始めようか!」

と思ったら、
置いておいたはずの本がない。

ひより
ひより

あれ?
ねぇ、ここに置いておいた

Frog and Toadの新しい本知らない?

さんちゃんがどっか
持ってっちゃったかな・・・

いちこ
いちこ

はーい、ここにあるよ!
待ちきれなくて

先に読んじゃった、ごめん!

ひより
ひより

え、いやいいけど!
読んだの?!

ていうかちゃんと読めた???!

いちこ
いちこ

えーっと、、うーん、
ちゃんと?は読めてないかもしれない

ひより
ひより

やはり。
字は読めたけど

意味は分からなかったか。。。

いちこ
いちこ

でもすごい面白かったよ!!
どれもめっちゃ笑えた!!

ひより
ひより

え?!そうなの?!
面白かったんだ?
よかったじゃん!!

どんな話だったか教えて?

いちこ
いちこ

あのねぇ…
めっちゃ面白かったんだけどさ、

まず最初の話はね!
えーっとなんだっけ、
そうそう、
Toad(ガマガエル)がね、
今日はやることいっぱあるなぁって
やることのリスト作って、
朝ごはん食べる~とか
着替える~とか
全部順番にやるのね。

それでFrogのおうちにも行ってさ、
リストに一緒に散歩するって書いたから
散歩に行くんだけどさ、

そしたら風が吹いてさ、
リストがどっかに
飛んで行っちゃったのね!

それでFrogは追いかけるんだけど
Toadは追いかけなくて、
「なんでいかないの」
って言われて、
「飛んでったリストを追いかけるって
リストに書いてないから」
って言ったんだよ~!!

ねぇ、そんなことってある??
自分のリストが飛んでったんだから
行けばいいのに

ほーーーんとToadったら
相変わらず面白いよね?!

それでね…!!! 


もうしゃべるしゃべる!

収録されている
5話のストーリーについて
笑いながらすごい勢いで
記憶の限り喋りつくすいちこ。

「ちゃんとは読めてないかも」
って言ってたのに
この勢いはなんだ!?

おいおい、
まさかほんとに読めたわけ!!??

と思いつつ、それでも疑う私。

ひより
ひより

いやまて。
早まるな自分。

絵を見て勝手なストーリーを
組み立ててる可能性も
ないとは言い切れない・・・


私もまだ
本の中身を見てなかったので、

半信半疑で答え合わせ。。。。 

英語絵本 自力読み I can Read
・・・おや? なんだか・・・
英語絵本 Frog and Toad 自力読み おうち英語
これは、・・・まさか・・・

合っとるやないかい!!!!!(驚愕)

というわけでですね、
意外や意外、

・・・ちゃんと読めてた。

ちなみにこの時買ったのはこれ。⬇︎


最初の話以外も、
「こんなことがあってあんなことがあって~」
といちこが喋っていた内容と
ほぼほぼ一致していて、

あぁ、
「自分で読んでわかる」
ところまで来れたんだぁ・・・。


と思うに至りました。

足かけ6年。

長いような
短いような日々でしたが、
一つの目標にしていた
「本物の自力読み」のフェーズが
ちゃんとスタートしたんだなぁ。。

「この子がいつかサインをするようになるのかな」
「この子がいつか英語でなにか話せるようになるのかな」
「この子がいつか英語のことばを読めるようになるのかな」
「この子がいつか一人で英語の本を読むようになるのかな」


いつだって、
そう思うときには
想像がつかない我が子の姿。

でも、
続けていれば、
ちゃんとその「いつか」は来てくれた。

当たり前のように
自然に
その未来は現れてくれた。

感慨深いなぁ。

7歳の現在、
いちこは日本語の本を読むように、
気づいたら英語の本を読んでいます。


日本語だから、
英語だから、
という区別はないようで

その時
その本を選ぶ理由は

「面白いから」
「読みたいから」


というごくシンプルなもの。

これからの私の仕事は、
娘がワクワクドキドキするような
本との出会いの手助けをすること。

その時その時の
娘の心に届くものを、
届けたいものを、
探し続けていこうと思います。

次回は、
現在もいちこがハマっている
英語絵本をご紹介しますので、
よかったらぜひご覧ください★

お読みいただきありがとうございました♬

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おうち英語ライター。3人の母。
長女0歳の時に始めたおうち英語は10年目。
子どもたち全員をおうちでバイリンガルに育てています。
長女は9歳で英検2級、次女は7歳で準2級を取得。
娘たちの現在の英語レベルは「ハリーポッターの原書を愛読するくらい」。
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