5歳児が「Antarctica」を即興で!? おうち英語のリアルを動画で公開【英語育児の効果】

おうち英語
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ひより
ひより

こんにちは!
3人の子供たちを
バイリンガルに育てているひよりです。



我が家の末っ子ボーイ
5歳のさんたも最近少しずつ
英語リーディングの練習を始めています♪

英語絵本の音読を聞いていた中で
息子の口から自然に出てくる
英検準1級レベルの単語。

「おうち英語ってやっぱスゴい!」
と改めて感じたエピソードをご紹介します。

この記事を書いた人
ひより

おうち英語ライター。3人の母。
長女0歳の時に始めたおうち英語は11年目。
子どもたち全員をおうちでバイリンガルに育てています。
長女は9歳で英検2級、次女も8歳で2級を取得。
娘たちの現在の英語レベルは「ハリーポッターの原書を愛読するくらい」。
このブログでは、おうち英語に関する情報・実体験のほか、おうち学習やおうち知育、そして子どもたちの成長などを綴っています。
著書:「4技能をしっかり育てる子ども英語 一生モノの英語力の作り方」Amazonにて発売中。
詳しくはこちら

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きっかけは絵本の「音読練習」

おうち英語を実践していると、
「本当にこれで英語力がつくのかな…?」
と不安になる瞬間、きっと誰にでもありますよね。

私も昔はよくそんなふうに思っていた一人でした。

でも先日、
思わず胸が熱くなるような場面があったんです。

それが今回ご紹介する、
我が家の5歳の息子の英語音読の様子。

彼が読んでいたのは、
大人気のしかけ絵本Where’s Spot?



読み進めるうちに、
息子は突然、即興でこんなセリフを作って言いました。

さんた
さんた

I’m a penguin!
Can you carry us to Antarctica?

(僕はペンギン!
僕たちを南極大陸まで運んでくれる?)

さんた
さんた

Oh, I can’t!
(できないよ〜!)

Antarctica(南極大陸)!?
そんな難しい単語、どこで覚えたの!?

と驚くと同時に、
「ああ、おうち英語ってやっぱりすごいな」
と思わされた出来事でした。

実際の動画はこちら

YouTubeにこの様子をアップしました。

絵本の内容に合わせて、
即興で英語のセリフを作りながら
英語絵本の音読練習をする様子が映っています。

英語のリーディングについては
まだまだ初心者の息子。

音読自体はたどたどしいのですが
オリジナルで話す即興部分は
英語を英語のまま理解しているからできる自然な発話。

この部分はいわゆる
「使える英語」が育っている証
って言っていいんじゃないかな…
と思いながら見ていました。

“Antarctica” は英検準1級レベル?

Antarctica(南極大陸) は、
日本の英語教育では高校生以上で習うことが多く、
英検でいうと準1級程度に相当するとされています。

日本の学校英語では
地理や自然科学に特化した語彙にあまり触れないため、
「南極大陸」=Antarctica という単語は、
一般的な学習英単語リスト(中高の教科書)には
あまり登場しないんですよね。

英検では
準1級環境・科学・地理などのトピック
出てくる可能性のある単語にになります。

英語圏の子どもにとってはどんなレベル?

Antarcticaって実は、
英語圏の子どもにとっては
「早くに出会う語彙」のひとつです。

  • 絵本や図鑑、アニメで登場することが多い
  • 英語圏の児童向けコンテンツでは
    「7大陸」「極地の動物」などがよく取り上げられる
  • “National Geographic Kids” や “Octonauts(オクトノーツ)” など
    自然や冒険テーマの番組では日常的に登場

つまり、英語圏の子どもにとっては、
「やや長いけど特別難しいわけではない単語」なんです。

我が家の長女も次女も
Antarcticaなんて、
いつ覚えたかも分からないくらい

小さい時に覚えた言葉だよ〜!」
と言っていました。
(もちろん私は最近覚えました!笑)


日本の英語教育では
あまり出会う機会の少ない
“Antarctica(南極大陸)”という単語。

でも、
おうち英語で
日常的に英語絵本やアニメに触れていると
5歳でも自然に使うようになります。

学校で英語を学んだ大人にとっては
「英検準1級レベルの語彙」だったとしても

子どもにとっては
『ペンギンが住んでいる場所』という
実体験に結びついた言葉として身についている。

つまり、
一見難しそうな言葉でも
生活や興味に根ざした語彙として
自然に触れる環境があれば
小さな子どもでも十分使えるってことなんですよね。

こういう思いもよらない
「ギャップとの出会い」
おうち英語をする日々のそこここに転がっていて、
それが本当に面白い!といつも思っています。

「英語を教えない」からこそ育つ、言語の感覚

今回の即興セリフは、
もちろん私が教えたわけではありません。
(私は急にAntarcticaなんてそもそも思いつかない…。笑)

これはこのブログでも
いつも言ってることだけれど

我が家のおうち英語は
「英語を教える」のではなく
「英語の環境を作る」ことに力を入れています。

たとえば、

  • 絵本の読み聞かせ
  • 英語のアニメ・ドキュメンタリー
  • 英語での語りかけやごっこ遊び

そうした日々の積み重ねが
英語を『使うもの』として自然に身につけるベースになります。

その結果、
子供本人の「話したい」「伝えたい」という気持ち
英語習得の大きな原動力になっていくので
勉強としてではなく
遊びや生活の一部として英語が定着していくんだと思います。

「おうち英語」で育つ力とは?

今回、
息子の英語音読動画を撮ってみて感じたこととしては、
「語彙力」だけではない、
こんな力が育っているってことなんじゃないかなぁ
と感じました。

  • 即興力:場面に合ったセリフを自分で作る力
  • 発想力:想像の世界を英語で再現する力
  • 文脈理解:絵やストーリーの流れを理解した上で話す力

また、
英語を話すことが楽しいというポジティブな感覚が
しっかり息子の中にあることがとってもうれしいなと思います。

誰でも目指せる「自然に英語を話す子ども」

「まだ小さいけどこんな英語も知ってますよ〜、なんて
なにか特別なことをしてきたんじゃない?」
と思われるかもしれません。

でもそんなことは全くなくて。

親がネイティブでなくても、
英語に自信がなくても、
「環境づくり」と「継続」があれば、
自然に英語を話す力は育ちます。

その具体的な方法を、私の著書に詳しくまとめています。

📘 4技能をしっかり育てる子ども英語 一生モノの英語力の作り方

Kindleで読めますので、ぜひのぞいてみてくださいね!

おわりに

おうち英語の成果は、
テストの点数だけでなく
「普通の日常のワンシーン」にこそ鮮やかに現れる、
と日々感じます。

「英語があるのが当たり前の日常」
「英語で遊び、自由に自己表現できる」
「難しい単語も自然に使える」

ささやかなおうち英語の先にある
そんな子どもの姿が少しでも伝われば、嬉しいです。

「うちもやってみたい!」と思われた方は、
ぜひお気軽にコメントやSNSでお声をかけてくださいね。

我が家もまだまだ道半ばではありますが
皆さまのおうち英語、私も応援しています!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪

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長女0歳の時に始めたおうち英語は11年目。
子どもたち全員をおうちでバイリンガルに育てています。
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娘たちの現在の英語レベルは「ハリーポッターの原書を愛読するくらい」。
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