こんにちは!
3人の子供たちを
バイリンガルに育てているひよりです。
今日は我が家でも実践してきた
英語の「ライティング力」の育て方
について
解説していきます♬
「英語のライティング力」
がテーマですが
この方法は
日本語で実践すれば
日本語の作文能力を育てられます!
ぜひ毎日のおうち時間に
取り入れてみてくださいね〜!
一生役立つ「ライティング力」も育つ「おうち英語」。
「おうち英語」のすごさとメリット、簡単なまとめ。
まずは、
我が家も10年実践中の
おうち英語の効果とメリットを
簡単にまとめてみますね♬
「おうち英語ってなに?」
という方は
さっと目を通してみてください♪
ライティングスキルの重要性
ライティング力って、大事です。
子どもの身近なところで言うと
英検は英検3級からライティング問題が出ますよね。
中学・高校・大学と進めば
試験や提出物といろんな場面で
ライティング力が求められる機会も増えます。
でも、そういう「テスト対策」的な面だけじゃなく
ライティングができるメリットって色々ある!
「ライティング力」もおうち英語で育つの?
『おうちで英語に触れる』までは
なんとかできそうだけど
「ライティング」ってなると
なんか難しそうだよね?
よくそんな風に聞かれるんですが
大丈夫です!
英語ライティング力も
他のスキルと同じく
ちゃんと積み上げていくことができます!
おうち英語の取り組みを通して
楽しみながら
「書く力」も育てる方法
ご紹介していきますっ!
ライティングを始めるための準備
ライティングはおうち英語で育つ「4番目のスキル」
ライティングは、
母国語方式のおうち英語で育つ
「4番目のスキル」です。
(小学生以降に
学習科目として英語を始めた場合は
リスニング&スピーキングと読み書きを
同時進行で育てていきます。)
聞ける・話せる・読めるの
スキルが全くない状態で
書く力だけを育てることはできないので
まずは土台となるその他の力が
ちゃんと育っているかを
確認してみてくださいね♬
こちらの記事でも
【英語習得の基本の流れ】をご紹介したので
ご興味があれば覗いてみてください♬
⬇︎⬇︎⬇︎
まずは単語や短文を書くことに慣れてみよう!
そろそろ
ライティング力も育てていきたい!
と思った時
いきなり英文を書かせようとすると
ハードルが高いです。
まずは自分の名前や簡単な単語から
始めていきましょう!
お絵描きの時に
英語でタイトルを書くのは
とってもおすすめ。
白雪姫の絵を描いたら
『Snow White』って書くとか
くまさんの親子を描いたらそれぞれに
『Brown bear』『Baby bear』
って書くとか。
まずは英語で書いてみる!
ということにチャレンジしてみてください♪
そもそもの
アルファベットがまだ怪しいな…?
というときや
もっと書きたい!
と子どもがノリノリの時には
こういうワークブックを
毎日のアクティビティに
取り入れてみるのもおすすめ♪
ライティング力を本格的に伸ばす実践方法!
日本語でも
英語でも同じですが
子どものライティング力って
短時間で一気に
伸ばすことはできません。
結果を焦りすぎず、
ステップバイステップで
練習していくための
実践方法をご紹介します♪
楽しい「模範練習」をしてみよう!
子供が好きな簡単な英文を
「真似して書く」遊びを
取り入れてみるのも一つの方法。
お気に入りの絵本の文章を
英語ノートに写して書いてみる。
それに慣れたら
その文章をちょっとアレンジして
オリジナルの文章を書いてみる。
王道のおうち英語絵本、
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? は、
このアクティビティの時に特におすすめ。
同じ構造の文章で
色と動物の名前がたくさん出てくるので
自分の好きな色と動物を組み合わせて
オリジナルバージョンの絵本を
考えてみる遊びはどうでしょう?
Pink dolphin, pink dolphin, what do you see?
(ピンクのイルカさん、ピンクのイルカさん、何見てるの?)
I see an orange crab looking at me.
(私を見てるオレンジのカニを見ているの)
みたいな♪
色だってたくさんあるし、
動物だって海の動物・陸の動物
色々いるので組み合わせは無限大!
ママ&パパと
どっちが面白い組み合わせを考えられるか
競争してみるのもいいですよね!
ぜひ遊び感覚で楽しんでみてください♪
ジャーナリング(英語日記)で考える力を養う
シンプルな文章を
自分で書けるようになってきたら
英語日記にチャレンジしてみましょう!
日本語でも英語でもそうだけど
子どもの作文って
放っておくと
I went to the park.
(公園に行きました。)
It was fun.
(楽しかったです。)
以上。
みたいなことになりがちです。笑
それで、
「ちょ…何これ?!短すぎじゃない?!」
と指摘しても
「でももうこれ以上書くことないんだもん!」
ってなっちゃうのって
作文不得意な子あるあるだと思うんですが
それは
何を書いたらいいのか
そのポイントがわからないから
起こるんだと思うんです。
考え方のヒントを示してあげることで
だいぶ改善されるので
ぜひここで書く楽しさや
書ける喜びを教えてあげたい…!
I went to the park.
って書いたんだね!
すごい!
上手じゃない!
よくできてるよ〜!!
公園には
誰と行ったんだっけ?
そうそう、家族で行ったよね。
いつ行った?
そう、今日だよね〜。
それを入れてみたら?
公園で何をしたんだっけ?
鬼ごっこしてたよね〜!
鬼ごっこをする、って英語、知ってる?
(鬼ごっこをする= play tag)
鬼ごっこの時は、
誰とどんなふうに遊んだの?
楽しかったのはどんな時?
お父さんと鬼ごっこしてどうだった?
◯◯の気持ちを書いてみたら?
こんな感じで
会話の中で
5W1Hを意識させてあげるだけで
子供の作文はこんな風に変わります!
I went to the park with my family today.
(今日は家族で公園に行きました)
I played tag with my dad.
(お父さんと鬼ごっこをしました)
I ran a lot and caught him.
(たくさん走って、お父さんを捕まえました)
I had a lot of fun today.
(今日はすごく楽しかったです)
I love playing with my dad.
(お父さんと遊ぶのが大好きです)
I want to play with my dad again.
(またお父さんと遊びたいです)
どれもシンプルな英文ですが
まずはそれでOK!
最初の
「◯◯へ行きました。楽しかったです」
と比較すると、
驚くほど解像度の高い英語日記になります。
「今日の出来事」
というテーマの中で
どの情報を抽出し
どう整理して文を書くのか。
英語日記は
「自分で考える力」を養う
のにもぴったりのアクティビティです♪
ビジュアルライティングで表現力や創造力を育てる
ビジュアルライティング
ってご存知ですか?
おうちでの簡単な
ビジュアルライティングのやり方は
絵本をパッと開いて
そのページに書かれたものについて
英語で書いてみる。
ということに
まずチャレンジしてみてください♪
- Red flowers are blooming.
(赤い花が咲いています) - A dog is running.
(犬が走っています) - Three yellow birds are flying.
(3羽の黄色い鳥が飛んでいます) - There is blue sky.
(青空があります) - The sun is shining.
(太陽が輝いています) - A girl is smiling.
(女の子が笑っています)
こんな感じで
見たものをそのまま英文にしてみればOK。
英語でなんていうのか
わからない言葉は
どんどん調べちゃいましょう!
これも
ライティング力がつく
アクティビティです。
「必ずこの文を書かないといけない」
という決まった答えはないので
表現力や想像力も養われるし
「絵に合うショートストーリーを書く」
というお題なら
登場人物の関係性やセリフなども含めて
物語を作る作業を通して
創造力も鍛えることができます。
ちなみに、
英検準2級の2次試験(面接)では
このビジュアルライティングで培った力が
そのまま役に立ちますよ〜!!
色んな人が
それぞれ色んなことをしている絵を渡されて
「できる限り多く、
この絵の中の人が何をしているか教えてください」
と問われたり
一枚の絵を渡されて
「この絵の状況を描写してください」
と聞かれる英検の2次試験。
(もちろん本番は英語で聞かれて英語で答えます。)
ビジュアルライティングで
見たものを英語で描写する力を
鍛えておけば
困ることはありません♬
こういうアクティビティは
英語はもちろん
日本語でやってみるのも
日本語力UPするのでおすすめです!
ライティングにつながる!おすすめゲーム♪
ライティングにつながる
ゲームやアクティビティを
おうち時間に取り入れるのも
ライティング力強化につながります♬
サイトワードゲーム
見た瞬間
読めないといけない超頻出ワード
「サイトワード」。
これは
読む時にも出てくるけど
書く時にも山ほど出てきます!
(そりゃそうだ)
リーディング力を育てるのにいいよ!
と他の記事でもおすすめした
こういうゲームで
サイトワードに十分慣れておくと
書く時にも役立つのでおすすめです♬
バナナグラム
我が家でずっと人気の
バナナグラムも
ライティングにつながるゲームでおすすめ!
これは配られた
アルファベットタイルを使って
クロスワードパズルのように並べながら
手持ちのタイルを使い切った人が勝ち!
というゲームなのですが
我が家の場合は
対戦するというより
子どもたちが一人時間に
全ピースを使ってクロスワードを作る遊びを
よくしています。
これは
長女が遊んでた時の写真。⬇︎
こんな感じで
バナナグラムで遊びながら
ライティング力につながる
スペリングが強化できるので
おうちゲームの一つとして
取り入れてみると
とってもいいと思います♬
ミニプロジェクトにチャレンジしよう!
ミニプロジェクト、と言っても
難しいことじゃありません。
ミニプロジェクトは
子どもがわくわくするのが大事。
面白そう!
やってみたい!
その気持ちが全ての源です。
子どもが飛びつくテーマで
ぜひぜひチャレンジしてみてください♬
親ができる最善の関わり方。
おうち英語
全般的に言えることですが
ライティングも
初期段階はとくに
親のサポートが必須です。
親ができるサポート方法についても
私が普段気をつけていることをシェアします♪
ダメ出しはしない。ライティングは褒めて育てよ!
「書く」って
「聞く」とか「読む」と違って
自分の力で新しいものを生み出す
能動的な活動なので
慣れてないと疲れます。
頑張って書いたのに
次から次へとダメ出しされたら
「もう書きたくない!」
ってなっちゃうのは当たり前。
すでにある程度の
ライティング力があって
英検対策でライティングの過去問を解く!
みたいな場合には
スペルミスの指摘や
アドバイスも必要になると思うけれど
日常の中で
「書く力」を育てよう!
という場合は
とにかく
褒めていきましょう…!
言いたいことがいっぱいあっても
ツッコミどころがいっぱいあっても
まず褒める!
「すごーーい!」
「さすが!」
「頑張ったね〜!」
「いいねー!」
このあたりの言葉は
寝てても言える
無意識で言える
くらいにしておくと良いと思う!
とにかく
ライティングは
書かないと上手くならないので
書いてなんぼなわけ。
数をこなすことで
書く力が上がってきて
文法ミスも
スペルミスも減っていきます。
だから焦らないで。
「三単現のS、抜けてるじゃん!」
「最初は大文字って基本ルールなのに…」
「こんな簡単な単語すら
スペルミスしてるとはこれいかに…!」
色々気づくことはあるけど
私は基本的にスルーしてました。
〇〇の書く英語って
ほんと素敵だよね〜!
次はどんなの書いてくれるのかな〜
絶対見せてね!
楽しみだな〜♬
基本これ。
何書いててもこれ。
「書くのが得意な子」にしてあげたいなら
「書くのが好きな子」にしてあげるのが
きっと一番の近道。
だから
今日の英作文の完成度を上げることよりも
明日もまた書きたい!と思わせることに
重きを置こう。
そう思ってました。
そうすると、
不思議と子供の方から
ダメ出しを求めてきたりします。
ママ、ありがと!
でも、これ読んでさ、
もっとこうしたら
もっと良くなるなー
ってママが思うところ、ない?
間違えてるところとか
もしあったら教えて!
もっと上手に書けるようになりたいの!
そんなふうに求められたら
優先順位の高いものから一つ二つ、
アドバイスをする。
という風に
私はしていました。
(ここで待ってました!とばかりに
あらゆるダメ出しをしないのが大事だと思う。笑)
そんな風にしているうちに
我が家では
「英語小説作り」ブームが
定期的にやってくるようになったので
ちょっとご紹介します。
【余談】7歳が書いた英語小説
これは、
小1の時に次女が書いた
英語小説です。
お絵かき帳を半分に折って
本みたいにしただけの
子どもの手作り小説。
この小説の冒頭はこちら。
リラはこの後
見つけたキラキラした魔法の何かによって
人魚に変身したり
人魚とお友達になったりするのですが、
この小説の中にも
時々
She have…(She has が正しい)
って書いてあるような
超基本的な文法ミスや
スペルミスがところどころにあります。
でもやっぱり
私はどれも指摘しません。
内容がとっても素敵だった!!
めちゃくちゃ面白くって
ドキドキした!!
そんな感想だけ伝えます。
そうしたらまた
次回作を書き始めてくれるから。
その次回作はまた一つ
成長しているから。
だから
小さなことに捉われなくて
大丈夫。
日本語でも英語でも
「書く力の育て方」は同じです。
長期戦と心得よ。
ライティングの力がつくには
それ相応の時間がかかります。
昨日始めたら
今日もうできるようになってる!
なんてものじゃなくて
数ヶ月どころか
年単位の時間をかけて
じっくり伸ばしていくもの。
だからこそ、焦りは禁物。
子どもにプレッシャーをかけず
ゆったりと構えて取り組むのが
結果的に
一番早く子供の力が伸びると思います。
ぜひその成長を
じっくり一緒に楽しんであげてください♬
ライティング力は1日にして成らず。楽しく続けよう♪
英語ライティングの習得は
そう簡単なものではないので
ある程度時間はかかるけれど
それでも
書くのが好き!
書くのって楽しい!
って
子どもが
心から思うようになると
こちらの予想を上回るスピードで
ぐいぐい伸びていくのも事実です。
まさしく、
好きこそ物の上手なれ。
アクティビティを楽しみながら。
小さな成長を喜びながら。
継続的に
書く習慣をつけることを
まずは目指して
ぜひライティング力を育てるアクティビティ、
試してみていただけたらと思います♬
お読みいただきありがとうございました♬
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