【子供の英検対策】小3で準2級、年長で3級合格した絶対伸びる勉強法。(リーディング編)

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ひより
ひより

こんにちは!
3人の子どもたちを
おうちでバイリンガルに育てている
ひよりです。

英検を受ける際に行った
我が家の英検対策(リーディング編)
について
今回はまとめます☆

子供と英検を目指したい、
どなたかの参考になればうれしいです♪

この記事を書いた人
ひより

おうち英語ライター。3人の母。
長女0歳の時に始めたおうち英語は10年目。
子どもたち全員をおうちでバイリンガルに育てています。
長女は9歳で英検2級、次女は7歳で準2級を取得。
娘たちの現在の英語レベルは「ハリーポッターの原書を愛読するくらい」。
このブログでは、おうち英語に関する情報・実体験のほか、おうち学習やおうち知育、そして子どもたちの成長などを綴っています。
著書:「4技能をしっかり育てる子ども英語 一生モノの英語力の作り方」Amazonにて発売中。
詳しくはこちら

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全ての基礎は9年間の「おうち英語」

基本的に全ての基礎は、
9年間の「おうち英語」で身につけた
英語力であることは間違いない
と思います。

ある日突然、
「そうだ!英検を受けよう!」と思って
英検のために英語を学習し始めたんじゃなくて

赤ちゃんの頃から毎日毎日
英語絵本を読み
テレビは基本英語で見て
会話の全てではないけど
お家の中では英語で話して暮らしてきました。

そこで培った
聞く力・話す力・読む力・書く力。

そこが全てのベースです。

なので、
これからご紹介する英検対策方法は

「全く英語がわからない子供に対策を施して
 英検に合格させる方法」

ではなくて

「基本的な英語力のある子供の英検対策方法」

になります。

我が家のおうち英語の解説はこちら⬇︎

英検合格だけのための小手先のスキルはいらない。

我が家の基本姿勢として
「実力に見合わない合格はいらない」
という考えがあります。

要は、
英検に合格させるためだけの
小手先のテクニックを子供に詰め込んで
まぐれでもいいから
とにかく合格だけしてくれればOK!
というのは、
ちょっと違うなと思っているんですよね。

進路や出世など
人生のターニングポイントに必要!みたいな
差し迫った理由は全くない「子供の英検」。

だからこそ

ちゃんと実力を伴った形で
中身のある合格をして欲しい!


と思っての英検対策なので
これから紹介する英検対策に

「これだけ覚えれば1週間で◯級合格!」
「◯級必勝テクニック!!」


みたいなものは
残念ながら一つもありません。

全部地道なやつ。
全部コツコツ系。

秘密の抜け道じゃなくて
ごめんなさい!

でも、
ちゃんとやれば
絶対力がつくことだけをご紹介しますので
よかったら
最後までお付き合いください♪

まずはとにかく過去問をやる!


超絶シンプルなんだけど
基本にして王道の英検対策。

それが
「過去問をやる」ってことです。

まずは通しで解いて現状を把握する

まずは
英検公式HPの過去問のところから
受けたい級の過去問1回分をざっと印刷。

そして
本番同様の環境を作り、
しっかり時間を測って
全て通しでまず1回
子供に過去問を解かせてみます。

「いきなりじゃわからないかもしれないから
まずは問題集をやってから過去問は最後に…」


「単語を先に覚えさせて、準備してから…」

とかね、

色々思うんだけど
とにかく
1回ぶっつけ本番でやらせてみて、
どの程度の正答率かを確認する。

現在地の把握。

まずはそこが大事。

ちなみに英検は、
ざっくりの目安として
正答率6割程度で合格する
と言われています。

もしこの時点で
あまりにも正答率が低い場合
親の想定より子供の英語力、
もしくは思考力が低かった
ということ。

受験する級を下げる
もしくは
受験を延期することも
検討すべきかなと思います。

この時点で
7〜8割以上取れている!
という場合は
一つ上の級の過去問を

もう一度解かせてみてください!

我が家も
次女は年長だし
4級くらいが妥当かな〜と
思っていたところ
4級の過去問は
ほぼ満点近い正答率だったので
3級にあげて受験した

という経緯があります。

これくらいはできるでしょ!
と思ってたのに
思ったよりできなかった…
ということもあるし、

これは難しすぎるよね?
と思ってたのに
意外にできた!!
ということもある。

いつもそばにいても
子供の英語力の把握は意外に難しいので
『まずはとにかく解かせてみる!』
がおすすめです。

解いた過去問を一緒に見直して語彙力UP!

過去問を解いた結果、
この級で良さそうだな♪
と決まったら

解いた過去問を
子供と一緒に見直ししていきます!


例えば
リーディングの最初は語彙問題。

合ってた問題も含めて

「どうしてこれを選んだの?」
「他の選択肢の言葉の意味は知ってる?」


と聞きながら
子どもの理解度を把握していきます。

子どもが知らない語彙があれば、
その意味や使い方を教えます。

この時、
親がわからないことがあっても大丈夫!
堂々とググって教えましょう!

別に立派な先生にならなくていいんです。
なんでもわかってる必要もない。

ひより
ひより

ん!?なにこれ!
いちこ、この言葉知らない?
もちろんママもわかんない!笑

ちょっと待って〜
今スマホで調べてみるね〜

あ、これ◯◯って意味だって!

みたいことは、日常茶飯事。笑

子供と一緒に肩を並べて
楽しみながら学んでいく。


それでいいし、
それがいい。

これが楽しい「おうち英語」の秘訣です!

日常会話で使ってみる!

新しい言葉を学んだら
その言葉を使ってどんな文が作れるか
子供と一緒に考えてみる

というのが
我が家のファーストステップです。

意味と使い方がわかったら
英検対策の時だけでなく
日常の場面で積極的に使ってみる!

これ、めっちゃ効きます。

以前いちこと
英検の過去問を見直ししていた時、

“Burst into ~”

という言葉が新しく出てきました。

Burst into
「突然現れる」
「突然そうなる」
「勢いよく入り込んでくる」
「飛び込んでくる」

というような意味があって

Burst into tears
となると
「わっと泣き出す」

tears(涙) が
laughter(笑い)に変わって

Burst into laughter
になると
「吹き出す、突然笑い出す」
という意味になることを知りました。

それからは
突然さんたが泣き出すと

いちこ
いちこ

Mom! Look!
He burst into tears!

(ママみて!
さんちゃんが突然泣き出した!)

といちこが言ったり、

私も負けじと別の場面で
Burst into ~ を使って子供たちに話しかけたり。

そんな地道なことをしながら
「体で覚えていく」
ということをしています。

新しい単語や熟語を覚えて欲しい!
という時
大人は学生時代の経験もあって

「新しい単語を覚えるまでノートに書こう!」
「1単語につき、10回は書いて覚えよう!」


とか思いがちですよね。

テスト対策として
とりあえずその瞬間だけ覚えててくれればOK!
ということなら
それでもいいんだと思います。

もっと大人の英検対策であれば
そういうやり方の方が
効率が良い場合もあるだろうとも思います。

でも、子供の場合
その時はそのやり方で覚えたものも
自分の言葉になってなかったら
結局時が経てば忘れちゃう。


あっという間に
「使えない英語」に変わっちゃう…。

それだと意味ないな
と思っています。

だって
英検にさえ合格できればいい!
って話じゃなくて

一生モノの「使える英語」
を身につけてほしいから。

それにはやっぱり
「実際日常的に使う」が一番身につきます。

使った市販のテキスト・単語帳

我が家が買った参考書・単語帳

英検を受けよう!と決めた後、

パパ
パパ

こういうのがあったほうがいいかと思って!
いちばん易しそうなの買ってきたよ〜

と、夫が
参考書と単語帳を買ってきてくれました。

それがこちら。
英検の参考書&問題集。

【英検準2級をひとつひとつ分かりやすく。】

ひとつひとつ分かりやすく!
の名の通り、
可愛らしいイラストが入っていて
親しみやすい手書き風フォント

準2級に必要な重要語句や文法が
簡潔にまとまって載っています。


問題もたっぷり載ってていい感じ。


そしてもう一冊がこれ。

英検といえば、の
出る順パス単!!

The 単語帳!!

英検受験生のほとんどがお世話になっている
基本かつ必須のアイテムかもしれません。

この2冊で対策したらどう?
とわざわざ買ってきてくれたので
使ってみることにしたのですが…

問題集・単語帳の問題点が浮き彫りに。

この2冊で対策してみるか〜と始めてみて

「あかん・・・これは無理だ・・・」

と気づくまでには
さほど時間はかかりませんでした。

まず
「ひとつひとつわかりやすく」の参考書。

これね、
「英語学習者」の子供や学生さんだったら
すごくいいと思うんだ。

確かに分かりやすく書かれてる!

私の学生時代に
この参考書があったらよかったのに〜

って思うくらい。

でも、残念ながらうちは
英語を「勉強」として
やってきた経験がなくて。

こんな漢字読めないよっていうから
じゃあママが読もうか、って読んでみたら
もう場が大混乱。

参考書1行読むのに
一体何時間かかるんだ!!??

てくらい、
何一つ進まないわけ。

そう、
いちこには
解説の日本語の意味が
ひとつもわからなかったんです…!!

これは「副詞」です、とか、
「助動詞」です、とかね。

「時制」「仮定法」「分詞構文」…!!

動詞の原型・過去形・過去分詞形…!!

どれも書かれてる英文の意味はわかるし
日常的に会話で使っていたり
読んだり見たりするものに含まれているんだけど

ひより
ひより

えっとこれは仮定法って言ってね…

なんて言おうものなら

いちこ
いちこ

え!?
カテイホーってなに?!
どういうこと!?

ひより
ひより

え、だからこの If 使うやつ!
これが仮定法って言うんだけど、
現在のことは過去形でいうんだよっていうルールが…

いちこ
いちこ

え!?
どういうこと?!
カコケーてなに!??
なんの話!!??
今カテーホーの話じゃないの?!

・・・シンプルに地獄。

なんかもう、
英語の勉強じゃなくて
日本語解説の解説
になっちゃってるっていう。

念の為

ひより
ひより

一応聞いてみるけど、
3人称単数現在形のS
なんて言葉は知らんよね?

動詞の原型もわからんよね?

って聞いてみたところ

いちこ
いちこ

三人ショー体重計?
どーしのゲンケー?

ってなに???
一つも聞いたことないけど??

って言われたのでもう諦めました。笑

ひより
ひより

・・・おっけー、
もう解説のところ読まんでいいわ。
とりあえず問題だけやろ!

ということで
あくまでも問題集として
問題を解くだけにしたのでした。

(解説については
うちでは活用できなかったけど
問題集としては大活躍しましたよ〜!)


そしてさらに「パス単」ね。

ひより
ひより

英検に出やすい言葉から書いてあるらしくて
これを覚えていくといいみたいなんだけど…
空いてる時間にちょっと見てみたら?

と渡してみたら悲劇が。

パス単開いた瞬間から

いちこ
いちこ

ママー!!
これなんて読むの?

英語は読めるけど
漢字が全然読めないから
意味が全くわかんない!

…いや
薄々そうなるんじゃないかな
って嫌な予感したんだけどさ。

やっぱりなったよね。

子供用じゃない参考書は
この漢字問題があってなかなか難しいんだよね。

英語の方は
全部アルファベットだから
意味がわからなくても読めるは読める。
読めるってことは
つまり発音も大体想像がついてる。

でも日本語は
習ってない漢字がたくさん出てくると
読むことすらできない。。。


英検準2とか
それ以上のレベルの単語を扱いながら
説明は総ルビかつ
幼児でもわかる平易な言葉で

意味を書いてくれてる参考書、
お願いだから作ってくれーーーー!!!


って思ったけど
あんまり需要ないのかもしれません。笑

単語帳は「文単」を「聞く」

大人用の単語帳で
自主勉強するのは難しいとはいえ

新しい語彙とは
ぜひとも出会っていきたいよね…

という中で見つけたのが
「文で覚える単熟語」

その名も「文単」!!

これも、大人用なので
総ルビだったり
簡単な言葉で書いてあるとか
子供が喜ぶ仕様には
一切なっていません。

ただ、
これの何がいいって、

覚えるべき語句を使った長文が
メインコンテンツになってるんです!!
(長文の内容ももちろん受ける級のレベル相当。)

つまり、
単語だけがダーっと出てきて
English=英語 みたいに
日本語で意味を覚えるんじゃなくて

本を読むように
長文の文脈の中で
単語の意味を予測しながら
理解したり、覚えたりできる。

ってことが
めちゃくちゃ画期的じゃない!?
と思ったんです。

「覚える」
っていう作業にならずに
しかも日本語を介さずに
英語を英語のまま
取り入れられるとしたら最高じゃん!?

ということで、
この文単についてきた
CDを家でかけ流すことにしました。

まずは普通に
耳からインプットして、
時間があれば、
文単に書かれた文章も
音声に合わせて一緒に読んでみる。


音源がないときには
普段の英語の絵本や
チャプターブックを読むのと同じように
「読み物」として長文を読んでみる。

そしてさらに、音読もしてみる。

ということをやっていました。

ちなみに・・・

英検でも問われる
「語彙力」の伸ばし方についての記事はこちら。⬇︎
ご興味があれば覗いて見てください♬

長文リーディング

英検のリーディングパートの後半は、
長文読解ですね!

我が家でまずやったことはこちら!

メールの仕組みを教える

まずお子様たち最大の難関は
「Eメール」の存在ではないでしょうか。

うちの子もそうですけど、
そもそも専用のメールアドレスすら持ってないし
人生で一度もメールをやりとりした事がないわけ。

ひより
ひより

ちょっと待って
今メールしてるから!

って私が子供にチラ見せしたスマホ画面も
もはや「メール」じゃなくて
「LINE」のトークだしね。笑

子供が知ってる「お手紙」ってのは
折り紙に書いた手書きのメッセージなんよ。

もしくはお絵描き帳に絵を描いて
「だいすき」って書いて
折り畳んだハートフルなやつなんよ。

という中でも
容赦なく出てくるのがEメール

差出人の名前がどこで、
送付先の名前はどこで、
メールには題名が付けられてて
そして本文がある。

メールっていうのは
そういうネット上のお手紙なんだよ。

という
基本中の基本をまず教えました。

「なんだこのフォーマット!??」
という衝撃を超えられれば
あとは中身の英語がわかるかわからないか、
という話になるので
まずここを押さえてあげると良いと思います★

長文は音読もしよう!絶対力つくから。

過去問に出てきた長文は
ぜひぜひ音読をしましょう!

うちもいつもやってます!

「答えがあってたからこれはもういいや」
「これはもうできてるから」

素通りするのは勿体無い!!

先ほど紹介した
『文単』の長文についても
「音読するといい」と書きましたが
音読はしといて損はありません。

読む力がつくのはもちろん、
実際発音することで
リスニング力
スピーキング力も上がります。

我が家の場合、
英検と全然関係ないタイミングにも
英検の過去問に出てきた長文を
子供たちと音読したりしています。

長文って言っても
A4何ページもの本当の長文ではなくて
A4の半分〜多くても8割くらいの文量。

10分程度の
ちょっとした隙間時間に
子供が音読するのにちょうどいいボリューム感なので

ひより
ひより

ちょっとこれ
一緒に読んでみない??
今日はどんな話かな〜

なんて時々誘って
気軽に読んでいます。

英検に出てくる長文は
歴史物、伝記系、
そのほか自然に関する話
教育や社会問題に関する話など
いろんな話題のものが出てきます。

子供が普段読む本って
当たり前ですが
どうしても子供向けの物語系に
なることが多い中で
いつもと違う話題のものを読むって
とっても面白い!!


子供が喜ぶことを目的に選ばれた題材じゃない分
とてもいい刺激になるな〜と感じます。

まさに教養になる、という感じ。

英検HPに載っている過去問は
タダで見られる
印刷もできますので

受験するかどうかにかかわらず
おうち英語の教材にしてみるのは
とってもおすすめ
です!

【動画】6歳次女の音読の様子。

実際に我が家で行っている
音読を少し撮ってみました。

これは
インスタに載せたリール(ショート動画)で
6歳当時の次女が音読しているのは
英検準2級の長文です。

以上が、
我が家でやっている
英検対策リーディング編でした♪

子供と英検にチャレンジしたい
どなたかの参考になればうれしいです!

一緒に子供の英語育児、
がんばりましょう〜♪

お読み頂きありがとうございました♪

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ひより

おうち英語ライター。3人の母。
長女0歳の時に始めたおうち英語は10年目。
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