0歳からおうち英語をするメリット。

おうち英語
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「英語育児」は特別な人たちの特権なの?

我が家は、長女いちこが約半年のころから
現在に至るまでずっと、おうち英語を続けています。

おうち英語とは、おうちで英語に触れさせる取り組みで
英語で話しかけたり、英語絵本を読んだり、英語でテレビや映画を見たり。
基本的にはそんなことしながら長女は7年、次女は5年、長男は約2年、暮らしています。

私といちこ&にこの日常の会話は全体の2割程度が英語で、基本的に大部分が日本語。
2歳前のさんたには、日本語・英語・米国手話で話しかける日々。

私の英語力は本当に大したことなくて、
中学でThis is a pen.から習った典型的な日本人。
海外留学経験ゼロ(1ヶ月だけオーストラリアにホームステイ経験はある)、
海外で働いた経験もゼロ。
ただ、学生時代、海外へのほんのりした憧れはあり、
いつか外国で暮らしたり働いたりしてみたいな~♬
なんて思いを抱きつつ、英語のお勉強は一応結構好きだった、というレベル。
とはいえTOEICも大学時代に受けたと思うけど大したスコアでもなくて
なんかたしか600くらいとかだったかなぁ…
英語は好きだったけど、人様に「得意です!」とは胸を張って言えないレベル。

そんな私が子供に英語を教えようだなんて…
おうち英語をする権利のあるお母さん=母親自身がバイリンガルとかで、
私みたいな素人がやるにはハードルが高すぎでは?
私の中途半端な発音や知識がむしろ子供に悪影響になったりするかも…
という思いが確かに最初によぎったりもしたんです。
が、そう怖気づくのと同時に
「いやいや、なんで英語だけそんなに特別なの?
我が子にピアノをやらせるのは、親がピアニストの人だけなの?
『英語は特別な存在』『選ばれし者だけに与えられる特権』
そんな風に捉えること自体が、子どもの未来の可能性を狭めてる」
という風にも強く感じました。

おうち英語ができるのか、できないのか。
英語がモノになるのか、ならないのか。
それはやってみないとわからない。
でもとりあえず、
できない理由・やらない理由を見つけては所狭しと並べるのはやめよう。

最終的に「ぶっちゃけ無駄だったな」って結果になったっていいじゃない。
ピアノを習わせた子のほとんどが、ピアニストにはならないし、
水泳を習わせた子のほとんどが、オリンピック選手にはならないし、
絵画を習わせた子のほとんどが、画家にはならないよ。
でもいいじゃない。
そこに心動かされる体験と、これからの人生に通ずる学びがあれば。
音楽を楽しんだり、スポーツで心身ともに鍛えられたり、芸術を愛したり、
そういうものが育ったらいいじゃない。

そう思ったら、
私の中の「英語育児は特別な人たちだけがやれるもの」
という気持ちが和らいで、
とりあえずチャレンジするだけしてみよう!と思いを新たにしたのでした。

そして、
「英語は特別」ではなく「英語は普通」をまずは私が体現するために
『子どもたちの前ではあくまでもバイリンガルとして振る舞う』
というなんちゃってバイリンガル母がここに誕生したのでした。笑

赤ちゃんからおうち英語を始める親側のメリット。

そして始まりました、英語と米国手話のある暮らし。

まだ0歳なのに英語!?なんて言われることもあったけど
私みたいな英語初心者マークなタイプの人は
「悪いこと言わない!子どもがまだ赤ちゃんのうちに始めときな!!!」
と心から思います。

なんたって最初は相手は0歳の赤ちゃんですから、
もうどんだけ盛大に間違ったって全然問題ないわけ。

赤子
赤子

あれ?おかん、 It’s dogs.って言った??
It’sのときdogsって複数形なのおかしくない?
そういうこといわれると脳が混乱するんですけど~

とか言わないから!笑
むしろわけわかってないうちが練習しどき!!
間違えながら、調べながら、どもりながら、
少しずつ自分の口を慣らしていく。
日本語と英語(あとうちは米国手話も)で子供に話しかける、という状態に
自分自身を慣らしていく。

よーいドン!の合図と同時に、
待ったなしで完成度の高い自分を見せなくていい。
赤ちゃんと共に、ゆっくりこちら側のおうち英語スキルを育てていける。
その時間的猶予が、私にとっては
「0歳からおうち英語を始めるメリット」だったし、
今思えば、それこそが、継続できた鍵だったように思います。

長女いちこが初めて「ママ」と言う頃には、
私にとっても英語と米国手話のある生活はもう当たり前になっていて
そしてそれは、子どもたちにとっても「当たり前の生活」でした。

『生まれた時から、ママは三つの言葉で話しかけてくる人で、
家では英語の歌を歌い、英語の本を読み、英語とサインと日本語で話をするのが普通』

たぶん日本で育つ子供たちが
「なんでうちの家族は日本語を話すんだろう」と思わないのと同じで
我が子たちもそういう環境である「我が家の日常」について
疑問を持つことはなかったようです。

この、「疑問を持たれない環境作り」は、
私のような、意志弱タイプにとって結構重要な要素です。
ある程度大きくなって、英語を本格的にやりましょうという場合、
「英語」という異物を生活に入れ込むわけですから
子ども側が抵抗してくることはままあります。
「わかんない」「つまんない」「やりたくない」
なんて全力で言われちゃうと、
「うちの子には英語は合わなかったのかも。
子どもの意思を尊重して、無理やりやらせるのはやめよう」
なんて言ってひるんでしまう。

でも、「英語が合う・合わない」なんてある?
「うちの子、日本語が合わなくて言葉は喋らないのよ」って言ってる日本人いる?
私は、子供時代の言語習得については、
合う・合わないの話ではないと個人的には思っていて、
要は、やるか・やらないか。
子どもが英語を異物と思う前に、生活に組み込んでしまうことで、
私は子供の抵抗とか、それに対してどう対応するかとか、
そういったことに悩まずに済みました。

赤ちゃんの時期から始めることで、
おうち英語を定着させるための助走と環境整備ができること。

これは、私のように英語がバリバリ流暢でなく、
本当に継続できるのかな?って不安になるようなママたちにこそ
大きなメリットになるのではないかな?と思っています。

お読みいただきありがとうございました♬

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この記事を書いた人
ひより

おうち英語ブロガー。3人の母。
長女0歳の時に始めたおうち英語は10年目。
子どもたち全員をおうちでバイリンガルに育てています。
長女は9歳で英検2級、次女は7歳で準2級を取得。
娘たちの現在の英語レベルは「ハリーポッターの原書を愛読するくらい」。
このブログでは、おうち英語に関する情報・実体験のほか、おうち学習やおうち知育、そして子どもたちの成長などを綴っています。

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