
こんにちは
3人の子供たちを
おうちでバイリンガルに育てている
ひよりです。
『おうち英語』解説シリーズ後編!
何から始めたらいい?
どうやって進める?!
効果的な方法は?!
おうち英語で
4技能をバランスよく伸ばす
年齢別実践方法&リアル成長記録を
お届けします♪
前回の記事はこちら⬇︎
※前編を読んでいない方は、まずこちらからどうぞ!
1. 英語4技能はこうして育てる:年齢別・ステップ別の実践ガイド
「英語4技能(聞く・話す・読む・書く)」は
一度に伸ばせるものではありません。
それぞれの年齢や成長段階に合った
「順番」と「方法」で
じっくり育てていくことが大切です。
0〜3歳:英語の『音』に親しむ時期
- 聞く(リスニング):
CD絵本・英語の童謡・ネイティブの絵本読み聞かせ音声などを毎日かけ流す。 - 話す(スピーキング):
親が英語のあいさつやフレーズを簡単に使ってみる。
この時期は、英語の意味がわからなくても大丈夫!
理解しているかどうかにこだわらず
英語特有の音やリズムにたくさん触れることで
のちのリスニング力が格段に伸びますよ〜!
赤ちゃんの脳は生後6〜12ヶ月の間に『音の聞き分け能力』が急成長すると言われており、
この時期のかけ流しは極めて効果的とされています。
(私もこの話を知って、生後6ヶ月の長女とおうち英語を始めることにしました)
4〜6歳:遊びながら「英語のことば」を育てる時期
- 読む(リーディング):
フォニックスの導入、音読絵本で文字と音を結びつける。 - 書く(ライティング):
アルファベットのなぞり書きや自分の名前を書く遊びでライティングの基礎を育てる。
とにかく「見て・聞いて・声に出して・書く」ことが大切。
どんなことも工夫次第で「遊び」になるのが幼児期の素晴らしさ。
五感をフル活用した学びを、毎日の遊びの中に散りばめてみてください!
遊びながらPhonics学べるカードゲームや
サイトワードを自然に覚えられちゃうゲームなど
楽しく文字と音を結びつけられる教材が人気!
小学生以降:アウトプットを少しずつ意識的に増やす時期
- 読む・書くを本格的に伸ばすステージ。
- 音読・日記・短文づくり、本人に興味があるなら英検対策など、
アウトプットするアクティビティも積極的に日常に組み込んでいく。
「英語を使って好きなことに触れる」経験が、学びを加速させます。
現状の英語力よりも、子どもの『好き』を積極的に見つめてみて。
そこに英語を伸ばすヒントも隠されています!
我が家では書いた絵にちょっとした英語タイトルをつけることから始め、
英語でのお手紙や日記などを日々のアクティビティにしたところ、
次女は年長の時に英検3級レベルの記述もスムーズにできるようになり
英検にもパスしました。
2. 教材の選び方:目的別・年齢別のおすすめアイテム
おうち英語では、
子どもの発達段階に合った教材選びがとっても重要。
「どのスキルを伸ばしたいのか?」
という目的から逆算して選ぶとスムーズです♪
絵本(リスニング・リーディング)
- 0〜3歳:リズムのある赤ちゃん向け絵本(例:『Brown Bear, Brown Bear, What do you see?』)
- 4〜6歳:フォニックスや単語が学べる音読絵本、幼児向け絵本
- 小学生:Leveled Readerや、ORTシリーズ、その他子ども向け小説
絵本の読み聞かせが語彙力に与える影響は非常に大きく、
英語圏の研究では「毎日の読み聞かせで年間100万語以上の語彙に触れられる」とも言われているんだって!
音源・DVD(リスニング・スピーキング)
ネイティブの発音で構成された
- 英語ソング
- アニメ
- 読み聞かせDVDなど。
親が英語に自信がない場合でも、
ネイティブ音源のコンテンツの力を借りることで
いくらでも『正しい音』に触れる機会を作れます!


ワークブック(ライティング)
- 書く力・文字定着には、アルファベットのなぞり書きからスタート。
- 小学生以降は英文日記・英検問題集などへステップアップするのも良き。
「正しい英語をしっかり書かせなくちゃ!」
なんてことに一生懸命にならなくてOK。
初めは絵日記や、たった一言の英単語だけでもいいんです。
ダメ出しややり直しはあまりさせない方向で
「書くのってなんか楽しい♪」と子ども自身が思えるように持っていって♪
3. よくある悩みへの処方箋:こんな不安ありませんか?

親が英語できないんだけど…
それでもホントに大丈夫?
→ 大丈夫です!
おうち英語に本当に必要なのは
「親の英語力」ではなく「英語環境を作る力」。
一緒に音声教材を活用し、
一緒に英語を楽しもうとする姿勢だけでも
子どもに安心感と意欲を与えられますよ〜♪

うちの子、
すぐ飽きちゃうんですけど…
→ 楽しさ第一の工夫をしよう!
飽きた=興味が変わったサイン。
英語タイムを少し短く、
毎日の習慣として無理なく取り入れてみるのも一つの手です。
その一方で、
「英語に飽きた」のではなく
「そのコンテンツや遊びに飽きた」だけの可能性も。
そういう場合は、「英語をやめる」のではなくて
コンテンツや遊びの種類を変えて英語に触れてみて!

忙しくてなかなか時間が取れない場合は
どうすればいいの?
→ 「ながら英語」でも十分!
朝の支度中やお風呂タイムに
英語の歌を流すだけでもOKです。
最初から頑張りすぎると続きません。
まずはボタンひとつで始められるようなことから始めて
それが難なくできるようになったら
ボリュームの増やす方向で検討してみるといいですよ〜♪
言語習得には「インプットの量」が大きく関係するとされ、
日常のスキマ時間でも習慣化すれば十分効果がある!という研究結果もあります。
4. おうち英語の最大のコツ:継続の工夫と“親子で楽しむ姿勢”
おうち英語は「学習」ではなく
「習慣」として定着させるのが成功の鍵。
- 毎日寝る前に1冊英語絵本を読む
- 朝食の時間に英語ソングを流す
- 土曜の朝は英語アニメを見る、など
小さく始めて、大きく育てる。
をスローガンにしてみてください。
ささやかな毎日の積み重ねが、
子どもたちの将来の英語力を支えてくれます…!
5. 実録!わが家の「おうち英語」成長記録
ここまで「おうち英語で4技能をどう育てるか」について
わが家の実践も交えてお伝えしてきました。
最後に少しだけ
わが家の子どもたちが
実際にどんなふうに英語力を育ててきたのかを
写真や動画も交えながらご紹介します。
「うちはこうだったよ☆」という一例にすぎませんが
これから始める方の参考や励みになればうれしいです。
*******
0歳からおうち英語をスタート。
1歳前後から少しずつ
英語を話し始めるようになって…
2歳半の時には
英語でワークブックをしていました。
2歳後半には
単語ではなくて
文章で英語を話すようになってきました。
毎日読み聞かせを続けたら
英語が読めるようになって
6歳ごろからは
日常的に英語絵本を自分で読む毎日が始まりました。

即興で英語でお話を作って楽しませてくれて
「こんなに自由に英語を使えるようになってたんだ!」
と驚くこともあったり。。
そのうちに
英検にも姉妹で無事合格ました。
<英検履歴>(2025年現在)
長女:小3で準2級、小4で2級に合格
次女:年長で3級、小1で準2級、小2で2級に合格

長女小4・次女小1の時からは
Harry Potterに夢中!
ちょっとしたお出かけにも旅行にも
とにかく洋書を持って出かけ
隙間時間があったら読んでいます。

おうち英語の成果は
すぐに見えるものではありませんが
少しずつ、でも確実に、積み重なっていきます。
書籍の方では、
こうした成長の背景や、
日々どんな工夫をしてきたかも
詳しくまとめていますので
ご興味のある方はぜひご覧ください♬
6. 書籍ではさらに詳しく!実践ステップ&教材ガイドも
ここまで読んで
「うちでもおうち英語、やってみたい!」
と感じられた方へ。
私の書籍、
『4技能をしっかり育てる子ども英語 一生モノの英語力の作り方』では
- 各スキルを育てる年齢別アプローチ
- 教材やコンテンツの選び方と活用法
- 親が英語を話せなくてもできる実践例
- 声かけ・習慣化のリアルな方法
- 子どもとのおうち英語エピソードも多数掲載!
読んだあと、
「明日からやってみよう!」
と感じていただける内容にしたつもりです。
7. おわりに:未来につながる“親子の英語時間”を
「おうち英語」は、
特別な人だけのものではありません。
たとえ親が英語を話せなくても
たとえ時間が限られていても
「子どもの可能性を信じて、できることから始める」
それこそが
子どもの未来を大きく変える
最初の一歩になります。
おうち英語、
始めてみるととっても楽しいですよ♪
あなたとお子さまの『ことばの旅』が、
楽しく、そして豊かなものになりますように。
もし「もっと詳しく知りたい」「やってみたい」と感じたら、
ぜひ書籍もお手に取ってみてくださいね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♬
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