
こんにちは!
3人の子供たちを
バイリンガルに育てているひよりです。
我が家のおうち英語エピソードって
あんまりブログにしたことなかったなぁと思い
これからちょっとシリーズ化していきたいな!
と思っています♪
子どもから飛び出す英語表現に
びっくりしたり笑ったり。
そんな我が家の日常を少しずつお届けします♪
ある日の子どもたちの会話から
先日、5歳の息子が2人の姉とおしゃべりしていたときのこと。

My favorite cake is chocolate cake.
So I’m gonna ask mom to make chocolate cake for my birthday.
How about you?
(僕はチョコケーキが一番好きなんだよね。
だからお誕生日にはチョコケーキをママに作ってもらうんだ!
みんなはどうする?)

Chocolate cake!!
(私チョコケーキ!)

Cheese cake!!!
(私チーズケーキ!)
すると、チョコレートケーキ派の息子が、
次女に向かってニヤリとひと言!

I think you should ask mom a chocolate cake too!
(にこちゃんもチョコケーキを頼むべきだと思うよ!)
Because you are outnumbered!
その瞬間、子供たちは大笑い!

え??なに!?
どういうこと??
何が面白かったの、今??
って私はちんぷんかんぷんだったのですが、
息子の英語の意味、みなさんはわかりましたか??
英語表現:outnumbered の意味と使い方
- to outnumber (someone)
=「(人)より数で上回る」 - to be outnumbered
=「数で負けている」「少数派である」「劣勢である」
見慣れないとちょっと難しい気もするけど
- “We outnumber them.” → 私たちは彼らより数が多い
- “We are outnumbered.“ → 私たちは数で劣っている(少数派)
なので、息子の言った
「outnumbered(アウトナンバード)」は、
「数で負けている」「人数で劣っている」という意味の英語でした。
- 「be outnumbered」=(自分たちが)数で負けている
- 主語はたいてい we(私たち) や they(彼ら)
- 「戦い」「チーム対決」「話し合い」など、人数差が勝敗や影響に関係するときによく使われる
outnumberedを使った例文
⚫︎We’re outnumbered! Run!
(数で負けてる!逃げろ!)
→ 映画やアニメでよくあるシーン。戦いの場面などで聞くことも。
⚫︎Girls outnumber boys in our class.
(私たちのクラスでは、女子の方が男子より多いです)
→ “outnumber”は動詞としても使えます!
⚫︎We’re outnumbered two to one.
(私たちは2対1で数に負けてる)
→ 数字を使って具体的に説明することもある。
息子の英語表現の意味

I think you should ask mom a chocolate cake too!
Because you are outnumbered!
これは、
「にこちゃんはチョコレートケーキ派に数で負けてるから、
こっちに合わせてチョコケーキを頼むべきだよ!」
っていう、冗談交じりの説得だったわけです。
ちゃんと、チョコケーキ派2人、チーズケーキ派1人、という
人数差を理解してこの表現でコミュニケーションが取れていることに
私もちょっとびっくり。
英語の語彙を単なる単語として覚えるのではなく、
意味とシチュエーションをセットで身につけているんだなと感じました。
ちなみに次女が
私にoutnumberedについて
詳しく説明してくれる時に
こんなことも言ってました!

映画とかの戦争とか戦いの場面でね、
We are outnumbered! Go! Retreat!!
(数で圧倒されてる!行け!撤退だ!!)
とかってよく言うんだよ♪
今度ママも耳をすまして聞いてみて♬
outnumbered の英検レベルは?
「outnumbered」は、
英検では準1級レベルの語彙のようです。(※ひより調べ)
- 「outnumber」は中学校や高校の教科書にはあまり登場せず、英検2級以下ではほぼ見かけない。
- 英検準1級の語彙問題や長文では、軍事や社会、統計などの文脈で出てくることがある。
- 英検1級では、政治や戦略に関するパッセージなどで「数で劣勢になる」ニュアンスで登場することがある。
- ニュース記事・ドキュメンタリー・ビジネス英語などで意外と使われる語彙。
- ネイティブの日常会話にも自然に出てくる「知的なカジュアル語彙」なので、覚えておくと便利!
- outnumber(動詞)=〜より数で勝る
- 例:Women outnumber men in this field.
- be outnumbered(受け身)=数で負けている
- 例:We were outnumbered and had to surrender.
どうして5歳児からこんな英語が出てくるの?
息子には特別な英語教育をしているわけではありません。
我が家が取り組んでいるのは、
本当にシンプルなおうち英語。
- 英語絵本の読み聞かせ(寝る前の定番)
- 英語アニメや映画、YouTubeの活用
- 子供同士の英語の会話
- 親もなるべく簡単な英語でリアクション
私自身、英語が完璧に話せるわけではないので、
親子で一緒に学びながら
英語のある毎日を楽しんでいます。
わが家のおうち英語の全体像や取り組み方は、
こちらのKindle本でも詳しく紹介しているので
よかったらぜひご覧くださいね♬
また、
子どもが自然に英語を話し出すために役立った
おすすめ教材などもこちらの記事にまとめているのでよかったら♪
子どもとの何気ない会話が、最高の学びの瞬間に
「英語が話せるようになる」って、決して特別なことじゃなくて
日々の積み重ねと、ちょっとした“笑い”や“気づき”が大きな力になるんだな
と感じています。
これからもこうしたリアルなエピソードを
「おうち英語のヒント」として紹介していきたいなと思っています!
よかったらぜひまた見にいらして下さいね♪
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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