0歳からの英語サイン育児
我が家には7歳の長女いちこ、5歳の次女のにこ、
そして1歳(もうすぐ2歳)の長男さんた、という3人の子供がいるのですが、
長女いちこが生後半年くらいの時に米国手話のベビーサインに出会い、
それから早7年、ずっと米国手話のベビーサインと英語のある暮らしをしています。
私も夫も留学経験などのないごく普通の日本人なので、もちろん家庭の言語の大部分は日本語です。
私と夫の会話は100%日本語。夫と子供たちの会話もほぼ日本語。
私と子供たちの会話の中に、2割程度の英語とサインがある感じの割合です。
今1歳のさんたはまさにベビーサイン真っ盛り期!
もうなんでも、おててのサインで伝えてきます。
ままー、なんな、うぇ?いー!ぷぃーっしゅ(もごもご)
口でおしゃべりすることはまだまだこの程度。
はっきりしっかり発音することはできないのですが、
ここにサインがあると急に彼の言葉は明確になります!
ママ、Banana, where? Eat! please!
(ママ、バナナどこ?たべたい、ちょうだい!)
こんな感じで、コミュニケーションがめちゃくちゃクリアになるんです…!
この感じなんだろう・・・字幕?
字幕のない知らない言語の映画見てたら
何言ってるのかわからなくてすごくストレスがたまるけど
字幕があればかなり快適に楽しめますよね。まさにあんな感じ!
このサインを長女も次女もわかっているので、きょうだい間のコミュニケーションも可能です。
ぱ、だーてぃ、ちぇー。だーてぃ
(サインで Diaper dirty, change. Dirty )
え、そうなの?ほんとだ、くさいね!
ママー!!さんちゃんがオムツ汚いから変えて!って
Change my dirty diaper っていってる!
うんちでたってよ~!
そうなんだ、わかった~!!ありがとね、今行く~
こんなやり取りがもっと赤ちゃんの頃から日常的にあって
本当に助かる場面が山のようにありました。
子どもたちも赤ちゃんの頃から自分の要求が明確に相手に伝わるので
伝わらない・わかってもらえない!!という余計なイライラから解放されて
ひどい癇癪やストレスもほぼなかったんじゃないかなと思います。
私としても、
「泣いて泣いてなにか訴えているけど全然わからない!!
なんで泣くの?どうしたらいいの!?」
という追い詰められて途方に暮れるような状況にはならずにずっと過ごせてきたのは
本当にサインという3つ目の言語があるからこそ。
サインを始めたきっかけ
長女が生まれて半年、
初めての出産や育児にてんやわんやだったのが少し落ち着いたころ
この子のために今からなにかできることってあるのかな。
リトミック?ベビーマッサージ?ベビースイミングもよく聞くよね。
あ、ベビーサインとか面白そうかも。
この子と早くおしゃべりしたいし!
・・・でもどれも赤ちゃん期だけの習い事、って感じなのかなぁ?
できれば一生役に立つようなことだったらいいんだけど・・・
英語とかどうなんだろ?日本語もわからないから無理か~
なんてとりとめもなく思いながら
【赤ちゃん 習い事】
【赤ちゃん 能力 伸ばす】
とかそんなワードでいろいろ検索してたどり着いたのが、TED 。
パトリシア・クール博士の「赤ちゃんは語学の天才」という動画でした。
- 生まれたばかりの赤ちゃんは世界中どんな言語の音も聞き分ける力がある
- 生後6カ月あたりから赤ちゃんは「話かけられてきた言葉」=「自分が使う言語」として
脳内で処理をはじめ、その他の不要な言語の音を聞き取れなくなっていく
そんな話を聞いて、6カ月のいちこを抱きながら
「半年!!??今じゃん!!!」と衝撃を受け、笑
とりあえず、赤ちゃんから英語ができるところ、探そう!
とスマホぽちぽちしたのが始まりでした。
そしてついに見つけたのが、日本語と英語と米国手話の3つで育児をするという育児法で、我が家のトリリンガル育児が幕を開けたのでした。
その後、どんなふうにサインと英語を生活に取り入れてきたか、子どもたちの成長や面白かったエピソードなどは、これからの記事でご紹介していきたいと思います♪
お読みいただきありがとうございました♬
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